2004年 11月 07日
メスアカミドリシジミ@鹿児島 探索日:04年11月7日 メスアカミドリシジミの名前の由来は、名前そのもの、♀がA型になり赤い紋が他のゼフと比べて大きい。山梨、長野では決して珍しい種類ではなく、大乱舞を見たこともあり、普通種とのイメージだった。ところが、九州では話が変わり、山に行かないと見ることができない少ない種となる。メスの赤は小さく、完全にO型になるものまで現れる。 今回の探索エリアの去年の発生状況は最悪だったが、今年は復活してきていると聞いていた。 蝶の発生数は波があり、少ない年と多い年がある。原因は良く分からないが、環境さえ変わらなければ、滅びることは少ないと思っている。長期間観察しなければ、生息状況を把握することは難しい。 探す木は桜。落葉したあとも、幹に特徴があり同定可能だ。山梨の経験では、ちょっと暗めの環境、産卵位置は低い場所が多く、幹から枝の分岐、細めの枝先が探す場所になり、比較的探索位置は広いが、大きく真っ白な卵は良く目立つ。 落葉したあとの林の中で、桜を見つけるのは意外と大変。 画像の卵は、やっとこさ見つけたもの。林の中の空間に面した場所にある中程度の大きさの樹、3m程の高さにあった。白いとげとげが素敵でしょ。 花の時期の桜で、幼虫を探すと見つけ易いが、寄生リスクがぐっとあがる。 釈迦岳のフジ、ええもんです。木がでっかいので採卵には不向きな事は九州の特徴です。
by shimabito3
| 2004-11-07 00:00
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