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虫とり日記3

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2004年 12月 29日

復刻版 虫とり日記

ウラゴマダラシジミ@小石原・福岡
探索日:04年12月29日
探索場所:福岡県小石原村

フジミドリシジミを探しに行こうとしたのですがが、山の上は雪だったため目的変更して、ウラゴマダラシジミを探してみました。福岡県のウラゴマダラシジミと言えば、小石原と言われるほど有名産地ですが、具体的な場所は知りません。
これまでの経験から、川、湿地のそばの湿った場所にあるイボタがウラゴの好みのため、小川のそばに車を止めて、探索を開始しました。イボタそのものは、冬場でも葉っぱが少し残っているので、同定は簡単ですが、遠目では目立ちません。そこで注目する植物は『つげ』。イボタが好む湿地にはえており、冬でも緑の葉を付けているのでよく目立ちます。
道や、畑の側を歩いていると時々イボタは見つかるのですが、卵はついていませんでした。場所を変えて、比較的明るい林の中に突入して獣道を歩いた結果、小さな流れに沿ってはえているよさげなイボタが3本。一番見難い川に覆いかぶさった下枝で卵を発見できました。教科書どおりの産卵位置。これで、ヌルはなくなり無事撮影完了。その後も道を離れて山際を探すものの、これは!というイボタ見つからず、追加はできませんでした。風も冷たく、体も冷え切ったのでうどん屋で山菜うどんを食べて一日終了。
もっと良い環境を見つければ、それなりに採れるのかもしれませんがが、福岡のウラゴは、『少ない』と言って良さそうです。
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2011年2月 追記 この頃は、特にターゲットを絞らず、広くありゃこりゃやっていたんですね。その後、探せば新知見が得られるウラゴ中心にゴニョゴニョやっとります。だいぶやっつけたので、さらなる深掘りは難しくなっています。

by shimabito3 | 2004-12-29 00:00 | Comments(0)


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