2011年 05月 10日
そもそも島根半島まで行こうと思ったきっかけは、某オークションでの出品でした。 これが、島根半島のシルビアかーと思って見ておりました。 シルビアは、何処かどう違うかは知りませんが、裏面に地域変異があると言われています。 この違いを理解できるようになるには、多くの個体を見るしかありません。 フツーはきれいな方を表にするので、多くの標本は表展翅です。と言う事でネットオークションのシルビアも表でした。 実物の裏面を見るには、手に入れるしかございません。 それには、例え高速1000円とは言え、ガソリン代が高いから、買った方が安いくつく。 でも、どっちが高い、安いではなく、、行ける範囲であれば、自分で行きたい!と思ってしまう自分でした。 そんなきっかけがあった最終目的の島根半島のシルビアでございました。 またまた前置きが長くなりましたが、シルビア探しの私の行動です。以下↓ まず、○●やったらあそこやないと、ふしみやさんにアドバイスを頂いていました。いくら無謀な私でも何もなしでは行けません。記録地を下調べしていくのが本当でしょうが、いきゃー何とかなるとの思いもありました。 この辺のシルビアは、タイトゴメと同所的に生えるミヤコグサを食っているウミビアなので、環境は分かります。 まず向かったのはこんな場所でした。 ミヤコグサは無いの?と探していると、モンキチョウが何やら探し物風に飛んでいました。 モンキチョウはマメ科の植物に産卵し、ミヤコグサも大好きです。 ミヤコグサが有るのでは?と見てみると、小さなミヤコが生えていました。周りを見ると、花は咲いていませんが、ミヤコグサの株がチラホラ。黄色を目当てに見ていたので、花が咲いていないと気がつかなかったのです。 花が咲いていない状態で、親蝶は発生しているのか? これはフライングかも。 周りを歩いて、ミヤコグサ密度が高い場所で暫く待ちましたが、飛んだのはヤマトシジミのみ、ココ、まだ早いと結論付けて移動することにしました。 地図を見て、海に突き出した地形の場所に移動です。経験から、そんな場所にはタイトゴメが生えています。 タイトゴメが有れば、ミヤコグサが生えている可能性が有る、と言う考えでした。 かなり狭い道を前から車が来たらどうしようと思いながら進行、どんつきに到着、駐車可能でした。 が、海まで少し距離があります。 そこには、さらに先に向けて、獣道のような踏み跡がありました。 これまた、このような踏み跡は、釣り客が付けたもので、たどって行くと海縁まで行けるいうことを経験的に知っています。と言う事で、迷わず突撃。 イメージどうりな場所にでました。すると、ブルーなシジミがチラチラ、迷わずネットするとシルビアでした。 米子産と比べると妙に黒く感じました。サイズも大きめです。 これは、顔が違う。。と思ってしまう私でした。 餌の発見の前に本命の親を確認できてしまいました。 周りを確認すると、ミヤコグサも多くはありませんが、生えています。 でも、花はなし。 きっと発生初期なんでしょう。 たとえ一つとは言え、自分で見つけられてとっても嬉しい。 近所を探すのがフツーでしょうが、旧鹿島町に移動します。せっかくきたのですから、より難易度が高いと思われますが、行かない訳には参りません。 地図を見て、一点賭け、残り時間は少しです。 タイトゴメが生えており、クロツの分布地であれば、”まさに”と言う環境でした。 でも、ミヤコグサはごく少数、おるかもしれないが、決定打に欠けると言う状況でした。 花も咲いていません。 と言う事で、シルビアは飛びませんでした。 上に登って見た景色です。あっちに行けば、ミヤコグサが沢山生えているかも、です。 追加でもらったふしみやさんのヒントでは、落ちたら死ぬかも環境に居たそうなので、可能性は大きいと勝手に思っている私です。 あかん、遊び過ぎた・・・ 帰ろう。 同じルートではつまらんので、三次インター(広島県)を目指します。 宍道湖の横を通過しました。 ナビの到着予定は12時過ぎ、あーあかん。
by shimabito3
| 2011-05-10 07:54
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Comments(2)
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K.M
at 2011-05-10 19:07
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アポなし突撃常習者なので、ギャンブル当ててゲットした快感すごくわかります。
インターネットオークションの情報とか検索すると参考になるのはわかりますが、市町村止まりの情報でゲットするのは凄いですね。 私もヒラズゲンセイ、6月高知県の寺社の軒下という情報だけでプチお遍路さんをし、撃沈したりしてます。 いるところを聞いて行くにしても、知らない初めての場所で葛藤しながらみつけれたら、それもうれしいですけどね。
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shimabito3 at 2011-05-10 23:21
教えてもらった場所は、人に言えませんし、何かと人間関係がめんどくなります。趣味の世界なので、外しても自分で納得できます。
自分の引き出しが多い方が、聞いたとしても、お返しができますし、まずチャレンジな私でした。もちろんヌルは嫌なので、いろいろ保険、詰め込みすぎでした。出来れば泊りたかった。 |
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