2016年 12月 21日

2016年最後の忘年会

今年も終わりかー。
明日が今年最後の出勤日、12月23日-1月4日が年末・年始休暇。
ゴージャスでしょ。
でも、来年からは地獄・・・・

話は変わって、
やほーのにゅーすは個人的情報収集源のひとつ。
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E7%B5%B6%E6%BB%85%E5%8D%B1%E6%A9%9F%E3%81%AE%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%80%81%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%81%8C%E6%B8%9B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%9F%E3%82%81-%E6%84%8F%E5%A4%96%E3%81%AA%E9%96%A2%E4%BF%82%E3%82%92%E8%A7%A3%E6%98%8E/ar-BBxo0PJ?li=AA4ZnI&ocid=spartanntp

なが。

見つけた内容は、
絶滅危機のチョウ、アリが減ったため 意外な関係を解明
朝日新聞デジタル
14 時間前
 チョウの「ゴマシジミ」が日本で絶滅の危機にあるのは、このチョウの幼虫が寄生する特定の種のアリが、里山の衰退で減ったためだと、大阪府立大などのグループが解明した。アリの生息環境を整えることが、このチョウの保全につながる可能性があるという。
© 朝日新聞 成虫のゴマシジミ=上田助教提供
 ゴマシジミは国内では中部地方で特に数が少なく、環境省のレッドリストで「ゴマシジミ本州中部亜種」は絶滅危惧IA類。幼虫はシワクシケアリの巣に侵入し、春先にアリの幼虫を食べて成長する。体から特定のアリと同じ臭いを出して「自分は味方だ」とだましていると考えられている。
 同大の上田昇平助教(進化生物学)らが、このチョウがどの遺伝子系統のシワクシケアリに寄生するか、北海道、東北、中部地方で99カ所のアリの巣を調べた。ゴマシジミは草原の土の中を好む系統のアリ、オオゴマシジミは朽ち木の中を好む系統のアリに寄生することがわかった。

全然、意外じゃないんだけど。
生息環境がダメになると、それに依存する生物(蟻でも蝶でも)は生きていけないのは必然。
なにを今さら?
何処にフォーカスをあてて、何が言いたいかが分からん。
モヤモヤする。

びっくりは、
ゴマ、オオゴマは、同じシワクシケアリに寄生するが、系統が違うという事だーな。
伝わってない。
直感的には、そもそも蟻の種類が違うんじゃないの?と感じる。

もと文献の要旨みっけ。
http://jalps.suiri.tsukuba.ac.jp/files/3113/9417/6592/ES-C1_2013.pdf

日本産ゴマシジミ類のシワクシケアリ種内系統に対する寄主特異性
Host specificity of Japanese Phengaris butterflies in genetic clades of Myrmica kotokui
○上田昇平,小松貴(信州大・理),市野隆雄(信州大・理,山岳総研) ,
新井隆介(信州大院・総合工),坂本洋典 (玉川大・脳科学)

ゴマシジミ属(シジミチョウ科)は,旧北亜区に広 く分布する好蟻性のシジミチョウである.若齢幼虫期 は寄主植物(シソ科,バラ科もしくはリンドウ科の特 定種)上で花序を食べながら過ごすが,4 齢幼虫にな ると食草を降り,クシケアリ属の働きアリによってア リの巣内に持ち帰られる(Thomas et al. 1989).巣の中 に入った幼虫は,寄主アリコロニーの資源を捕食し, 生育していく(図 1).
ゴマシジミ属は,一般に寄主植物と寄主アリに対し 高い寄主特異性を示すため,生息環境の変化に弱く, ヨーロッパではその生息域が急速に減少している. ゴマシジミ属の分布の東端にあたる日本列島には,ゴマシジミ(Phengaris teleius)とオオゴマシ ジミ(P. arionides)が分布していが,両種ともに,やはり絶滅が危惧されており,ゴマシジミは 絶滅危惧 II 類に,オオゴマシジミは準絶滅危惧種に指定されている(環境省レッドリスト 2012).
絶滅が危惧されるゴマシジミ類の保全戦略を決定する上で,寄主アリ系統の特定は重要である. なぜなら,イギリスのゴマシジミ(M. arion)の絶滅は,生息地から寄主アリがいなくなったた めに起こったと考えられているからである(Thomas et al. 1989).すなわち,ゴマシジミ の発生 には,パートナーとなる特定のアリ類が不可欠ということになる.
日本においてもゴマシジミおよびオオゴマシジミの寄主アリ種についていくつか報告があり, 両種はいずれもシワクシケアリ(Myrmica kotokui)に寄生することが明らかになっている(丸山・ 小松ら 2013).しかし,近年,日本産ゴマシジミ類と寄主アリの特異性は,種レベルだけでなく DNA レベルでの検証が必要となった.なぜなら,分子系統学的研究から,単一種とされてきた シワクシケアリは,形態では判別できない4つの遺伝的系統(L1〜L4)に分化することが明ら かになったからである(Ueda et al. 2012; Ueda et al. 2013).
そこで,本研究では,日本産ゴマシジミ類の生息地から採集したシワクシケアリの遺伝的系統 を決定し,ゴマシジミ類が特定のアリ系統のみに寄生するか否かを検証した.北海道,青森,岩 手,長野および山梨のゴマシジミおよびオオゴマシジミの生息地において,シワクシケアリの巣 を調査し,巣内にシジミチョウ幼虫が寄生しているか否かを確認した上で,アリの DNA サンプ ルを採集した.アリ系統の DNA 同定は,ミトコンドリア DNA の COI 遺伝子の部分配列を用い ておこなった.
遺伝子解析の結果,ゴマシジミおよびオオゴマシジミの生息地 には,それぞれシワクシケアリ の L2 系統および L3 系統が分布すること,さらに,ゴマシジミおよびオオゴマシジミ幼虫が実 際に寄生していた巣のアリ系統も,それぞれ L2 系統および L3 系統であることが明らかになっ た.すなわち,日本産ゴマシジミ類はシワクシケアリ種内の特定系統に特殊化していたのである. この結果は,ゴマシジミ類の保全を進める上で,特定の寄主アリ系統が生育できる環境を維持す ることの重要性を示唆する.

中身を見てないから不明だけど、シワクシケアリの系統L1~L4って、混生しているのかな?
してたら、きっと両方の系統のアリは、ゴマ、オオゴマを区別せず巣に連れてくような気がする。
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by shimabito3 | 2016-12-21 21:46 | Comments(2)
Commented by ミーハー at 2016-12-22 20:25 x
シワクシケアリが4種に別れるのか、対応するゴマシジミとともに進化した亜種なのか気になりますね~

調査したのは蝶屋さんなのかアリ屋さんかも気になりますね~

九州まで調べたらクマノミとイソギンチャクの対応表みたいにどこかで切り替わってたりしたりして…
蝶側がこだわるのかアリ側なのか複雑かもしれないですね~
Commented by shimabito3 at 2016-12-22 23:09
自然はなるようにして進み、現状が有るって事だと思います。
奇跡の連続、偶然の産物?
何万人もの人がじゃんけんに参加しても、時間さえ使えば勝利者は産まれる。

小松さん、フィールドで出会ったことがありますが、別人かも。



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