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虫とり日記3

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2006年 11月 05日

クロツバメシジミ@壱岐・長崎県

11月5日 クロツは終わった・・・・と言ったのですが、yohboさんのページを見ると、クロツに行きたくなりました。対馬を企画したのですが、天気予報を見ると曇り。お日様がないと厳しいため、対馬は止めることにしました。第二候補は、旧4市町村の一つ、石田町を残した壱岐です。こちらは、まずまずの天気のようなので決定です。

またまた、同じレンタカー屋さんで車を借りて出発です。フェリー乗り場のすぐ近く、福田さんのページに紹介されている郷ノ浦町・弁天崎に行ってみました。前回は通過した公園のような場所です。到着した時はお日様が一部にしかあたっておらず、時間的に早すぎたみたいです。少し歩くと弱弱しくクロツが飛んでいました。朝日にあたったクロツを一枚。
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波がかかるような位置にタイトゴメが生えています。
クロツバメシジミ@壱岐・長崎県_b0093800_20395542.jpg
食痕もありました。越冬幼虫になると思われますが、幼虫そのものは探さなかったので、撮影できませんでした。新鮮な個体も飛んでいます。そして、一般的なクロツのサイズでした。
クロツバメシジミ@壱岐・長崎県_b0093800_20415371.jpg


今回の目的は石田町なので、すぐに移動です。記録のある海岸に到着しましたが、砂浜の海岸でした。ちょっと違うかな?と思いながら松の防砂林の縁をチェックしていきます。福岡では、そんな環境にも生息していますが、この海岸線はタイトゴメが少なすぎて駄目みたい。さらに、風が強く、あれれという状態になってしまいました。それならば、周りを見渡して、歩くことにしました。目指す環境はタイトゴメが生えそうな平らな岩礁です。てくてく歩いて行くとタイトゴメが生えています。多分記録された場所はここでしょう。風はどんどん強くなり、こりゃ駄目だという状態になりました。それよりも船は欠航せんかいな?と心配になってきました。電話で問い合わせると、このくらいの風ならば大丈夫だが、最終決定は出航の1時間前とのこと。半分安心して、クロツを探すと、風にあおられたクロツが1頭。生息を確認です。今一歩な状況なので、向こうに見える岬に移動です。ちょっと手間取りましたが、目的地に到達。強風の中歩いていると、その風に耐えるように、草にしがみ付いているクロツを発見。
クロツバメシジミ@壱岐・長崎県_b0093800_2104942.jpg
風の中でも、吹き飛ばされずに同じ場所に戻ってきます。弱弱しく見えるクロツですが、それなりに飛翔力をもっているのだな感じましたが、このような環境に住んでいるクロツです。簡単に吹き飛ばされては生きていけません。岩にしがみ付きました。
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こんな環境です。海のブルーが感動ものでした。
クロツバメシジミ@壱岐・長崎県_b0093800_2161032.jpg
車に戻ろうと引き返していると向こうの岩礁が呼んでいます。潮も引いて行き易そうです。そして、クロツを確認。やっぱりおりました。
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そして、環境、南の色です。
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石田町で3箇所確認できたので、ミッションクリヤー満足です。風も強いので、早めに引き上げて、うに丼を探しました。ちょっとお高めでしたが、おいしゅうございました。もう少し、量があっても良かったかな。
クロツバメシジミ@壱岐・長崎県_b0093800_21142586.jpg

船もちゃんと着てくれて、無事帰途につくことができました。揺れるだろうと思っていたのですが、静かなもの。ジェットホイール、優れものです。ちなみに夜に出航する博多→対馬行きのフェリーは時化のために欠航との表示がありました。
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最後にマリンタワー、港にあります。懐かしい人には懐かしい、昔からあるタワーです。
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by shimabito3 | 2006-11-05 20:48 | Comments(11)
Commented by nomusan at 2006-11-05 21:03 x
う~む、昨日は国東半島で今日は壱岐ですかぁ。国東半島、不思議ですね。ばっちりいそうな雰囲気ですが・・・・。今日の壱岐についてはまだまだ続きの更新がありそうな雰囲気ですが、眠たくなってきましたぁ・・・(爆)。
Commented by shimabito3 at 2006-11-05 21:23
国東半島は、私の生息地からは、意外と近いんですよ。葉っぱが落ちるまで、ウラゴは難しいということで、クロツに復帰。まだまだ新鮮な個体でした。
Commented by nomusan at 2006-11-05 21:45 x
しつこく、まだ起きておりました(笑)。石田町の場所、わかったような・・・・・本当に綺麗な海ですよね~・・・。「懐かしい人には懐かしい・・・」マリンタワー、私が子どもの頃は確か「博多パラダイス」と言って、確かジェットコースターなどの遊戯具もあったような・・・。施設自体がボロくて、別の意味で恐かった・・・。すみません、お騒がせしました。
Commented by yohbo at 2006-11-06 00:07 x
壱岐にお出かけでしたか! おっしゃるようにクロツの飛翔力は相当なものなのでしょうね。 対馬でも白岳や竜良のてっぺんにいることを考えると納得です。 そもそも海クロツの生息する海岸地帯は風の影響をもろに受ける環境ですから,そうでないと生きられないのでしょう。

nomusan
シンボルタワー博多パラダイス・・・とっても懐かしい響きです。
Commented by shimabito3 at 2006-11-06 21:50
石田町、わかりましたか?呑むさん。ウミクロツは環境が決まっているので、同じ場所かもです。
子供の頃のマリンタワーは知りませんでした。そうだったんですね。
Commented by shimabito3 at 2006-11-06 21:53
yohboさん。性懲りもなく、クロツに行ってきました。風が強く条件的には良くなかったのですが、クロツの飛翔にすげーと思えましたので、それなりに行って良かったかも、です。本当に、もう終わりでしょうね、クロツ。
Commented by anbow at 2006-11-07 15:17 x
しまびとさん,頑張ってますね。ひたすら「すごい!」のひと言です。のむさんに先を越されてしましま下が,「博多パラダイス」小学校の頃からありますよ。もう40年ほど前だと思いますが… おっしゃるとおりしたには小さなジェットコースターなどがありました。対馬からの修学旅行では,ここに一泊してあさから「おきゅうと」を食わされ(いただき…)対馬へと帰ったものです。まだフェリーもなく,貨物船の「対州丸」の船底3等室,ペンキのにおいと船酔いの嘔吐物のにおいが入り交じる悲惨な空間を想い出します。ではでは,冬眠寸前のanbowでした…
Commented by しまびと@会社 at 2006-11-07 20:38 x
博多パラダイスと言う名前そのものが、なんだか哀愁を帯びた響きです。なんせ今はベイサイド・プレイスですから。

昔の対馬は、行きにくい分自然が豊かだったと想像されます。今もええ島ですが、昔はもっとすごかったと想像します。
Commented by nomusan at 2006-11-08 23:02 x
『博多パラダイス』・・・・・・確かに今聞いたら、人によっては何やら怪しげなものを連想させかねない名前ではありますね(爆)。私の記憶も小学生の頃の記憶ですからanbowさんとは同年代のようですね(笑)。
Commented by maeda@仕事 at 2006-11-09 06:25 x
まだやっていましたか。
でもそろそろウラゴへ転向ですかね。
私も今年はこちらで探して見ます。
Commented by shimabito3 at 2006-11-09 23:31
呑むさん、博多パラダイスをご存知の方が多いみたいです。博多在住は学生時代だったので、知らなかったと言い訳しておきましょう。

前田さん、足はとんだ災難です。私もこれからの季節は、柔軟体操して木に登ろう。ウラゴは木登りしないので、そんな心配もありませんが。
そろそろ転向ですが、まだ下草があり、落葉していませんので、効率が良くありません。標高高めの九重あたりは良いのかも知れませんが、妙な?つり橋ができたため、渋滞しているそうで、二の足を踏んでいます。


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