虫とり日記3

tyou3.exblog.jp
ブログトップ

2006年 07月 22日 ( 1 )


2006年 07月 22日

クロツバメシジミ@あちこち・福岡、大分

7月22日 今日も天気予報は宜しくありません。当日になっても良いほうに転ばないので、今日は本当に雨なのでしょう。高速に乗ってお出かけは止めて、下道でこつこつクロツを回ることにしました。イメージが崩れるので、旧市町村名でご紹介します。去年の秋のクロツ三昧をした時に不満足な結果を残した場所、回りきれなかった場所が中心です。

まずは、福岡県築城町です。ここの産地はかなりやばいとの話を聞きますし、大分県への通り道として選択可能なこともあり、スタート地点としました。
結果としては、ツメレンゲも去年と同程度生えており、そんなに危機的な状態ではないと結論しました。こんな感じの環境、転石、石組みに生えるツメレンゲに発生しています。
b0093800_2046113.jpg
時間帯が早かったことと、何よりも天候不順のため、親蝶を見ることはできませんでしたが、食痕はありました。
b0093800_2047385.jpg

次は日田市です。かなり厳しいエリアと聞いています。教えてもらった地名に行くと、オノマンネングサが民家の石組みに見えました。車を邪魔にならないところに止めて、とうとう降り出した雨に傘をさし、どれどれと見ていると犬がやってきました。
b0093800_20521454.jpg
遠慮がちにこちらに吠えています。悪いことをしているわけではないのですが、どろぼうと間違われたら大変ですので、急いで立ち去ります。オノマンネンはこれです。
b0093800_20541821.jpg
確かに、厳しそう、あんまりいそうな気がしませんでした。

次に移動で玖珠町に入ります。まず初めは川沿いに見つけたツメレンゲの確認です。この所の雨でもしかしたら流されたか、それとも大丈夫か見ておきたかったのです。結果はOK大丈夫でした。川の横だったのですが、少しだけ高いところにあるので、少々の雨なら大丈夫そうです。こんな環境です。
b0093800_2059459.jpg
食痕もありました。
雨の中ではクロツは飛びません。という事で、親を見ることは有りませんでした。
b0093800_2102683.jpg

また、玖珠内で移動です。前回は抜け殻だけみて終了した場所です。ツメレンゲも少なく、発生場所の転石がくずで覆われそうだったので、大丈夫かいな?と思っていました。結果は、クズに覆われることなく、少しはツメレンゲが増えている様子でした。ここも、小雨の中、食痕のみの確認です。
b0093800_2163178.jpg
b0093800_2165745.jpg
またまた玖珠内で移動です。冬にウラゴマダラシジミを探していたときに見つけたツメレンゲの群落に果たして、クロツはいるか?の確認です。
向かっている途中の道端にオノマンネンが生えていたので、車を駐車、どうかなと見ていると車の陰から、パトカーがゆっくり出てきました。ウィンカーを出して止めていたのですが、パトカーから私は、車の陰になって見えなかったので、何事だろうとスピードダウンしたもよう。草をいじっている私を見て、止まることなくそのまま行ってしまいました。何も悪いことをしていないのに、警察が近づくと身構えてしまうのは、なぜでしょう?
さて、目的地は転石ですが、見当たりません。確かこの辺だと記憶した場所を見ると、道から見にくく、道路側は草に埋もれていました。これは、気がつきません。どうかなと見てみると、クロツがチラチラ飛んでおりました。こんな見にくい小さな環境ですので多分、新産地です。今回初の親蝶を見ることができました。
b0093800_21171237.jpg
b0093800_21172668.jpg
こんな感じで、ツメレンゲが生えています。
b0093800_2118993.jpg
つる草をひっぱって明るい環境にしてきました。
またまた移動で、安心院町です。去年は、11月に入って行ったため、時期遅で見ることができなかった場所です。今回は、親蝶が飛んでいました。しかも、新鮮。
b0093800_2122992.jpg
b0093800_21222887.jpg
幼虫もいました。
b0093800_21225321.jpg

よっしゃー、親もちゃんと撮れたと最後の場所、宇佐市に入ろう!!と思っていたのですが、道を間違えて、あらぬ方向に行ってしまいました。それならば、もう一箇所の安心院の産地へ行けとの暗示と受け止めて先に進みます。こちらも、去年は抜け殻のみ確認の場所でした。ちょっと暗めながら、ツメレンゲはしっかり生えており、幼虫を確認。ちゃんと、存続していることがわかりました。
b0093800_213034100.jpg
b0093800_2131741.jpg
しかしまぁ、よくこんな場所を見つけるわな、という場所です。鰻釣りのおっちゃんがいました。

道を確認して、宇佐市に向かいます。途中、これは!という環境があったので、止まってチェック。結果は、NG。イワヒバのみで、ツメレンゲは有りませんでした。ええ、かんじでしょ。
b0093800_21341665.jpg
宇佐市では、何かちゃうなと思っていたら、場所間違い。ご指定の場所にはちゃんとツメレンゲがはえていました。夕方のため親の飛ぶ時間では無いので、入念にツメレンゲをみていると蛹を発見。撮ったのですが光量不足でピンボケになったので没です。
食痕もありました。ここも、少ないと聞きますので、発生が確認されている今、親を見る絶好の機会かも知れません。
b0093800_21411664.jpg
去年ぐるぐる回った場所が中心だったため、効率よくチェックできました。何事も、下準備が重要です。

これらの生息環境を見てお気づきだと思いますが、多くのクロツの発生地はとても狭い。狭い発生地が点々とあって、クロツが転々として、血の交流を図っているのでしょう。
[PR]

by shimabito3 | 2006-07-22 20:47 | Comments(2)