虫とり日記3

tyou3.exblog.jp
ブログトップ

<   2004年 06月 ( 6 )   > この月の画像一覧


2004年 06月 28日

復刻版 虫とり日記

キマダラルリツバメ@鳥取市・鳥取
探索場所:鳥取県鳥取市多鯰ヶ池
探索日:04年6月28日

鳥取砂丘の防風林にキマダラルリツバメが住んでいます。
蟻に幼虫が育てられるため、ハリブトシリアゲアリが巣くった桜、柏、桐、山椒などが発生木となりますが、ココでは松です。
テリ張り時間は、その日の太陽の出具合で、微妙に変化するそうです。
活動時間までは、木をたたきまくっても少数しか飛び出しませんでしたが、夕方になると、どこからとも無く現れて、その姿を見せてくれました。
時期的にちょうど良い予定でしたが、スレ個体が多く、例年より早めの発生だったようです。
b0093800_21142020.jpg

この幼虫の飼育は面白いと思いました。
蟻と一緒に飼育するのです。
蟻用のカルピスと、キマルリ用のディスカスハンバーグ(熱帯魚の餌として市販)を入れておくと、蟻がキマルリに口移しで餌を与えるところを観察できす。

おねだり上手なキマルリを見ていて、かわいらしく思いましたが、飼育条件でも、何故蟻が、そんな行動をとるのだろうか?と、不思議な気持にもなりました。
[PR]

by shimabito3 | 2004-06-28 00:00 | Comments(0)
2004年 06月 20日

復刻版 虫とり日記

湿地の蝶@大和町・豊栄町@広島
探索日:6月20日
探索場所:広島県大和町・豊栄町

朝6時の関門橋、走る車は少ない。交通量が少ないことが、九州近辺の魅力のひとつです。
高速をつかっても時間が読めるのが嬉しい。

今回の目的は湿地の蝶達でした。
人間の生活に役に立たない湿地は、埋め立てられたりして減少し、そこを生活圈とする蝶も減少しています。
一番は、ヒョウモンモドキでした。画像を無くしたので取り直しです。
全国的に減っている、と言うより広島県の一部にしか残っていないと言ったほうが正しい蝶です。
法的な採集禁止では無く、蝶に詳しい人の指導の下、保護活動が盛んだと聞きました。
地元住民と協力しながらの、納得できる活動には賛同します。

残念ながら、過剰反応の感じもあり、カメラを持っているだけでも変な目で見られるため、採集(進入)禁止と書いてあるエリアには、近づかないほうが良いと思いました。
入るなと書いている所に入るのは、不法侵入となり犯罪と言えばそうなんですが、もっと和やかな雰囲気でいきたいものです。
撮影は容易、アザミの花が好みのようで、夢中になるとカメラを近づけて飛び去ることは少ない、おっとりとした蝶でした。
b0093800_2102858.jpg
b0093800_215075.jpg
b0093800_2152222.jpg
b0093800_2153851.jpg


目標を達成したので、同じく湿地の蝶、ヒメヒカゲを探して、豊栄町に移動しました。03年に教えてもらったにも関わら見つられなかった場所でした。
どこかなぁと探していると、菖蒲の花が湿地の存在を知らせてくれました。奥に進むと良い湿地。ヒメヒカゲが飛んでいました。この蝶は撮影しようと近づくと、ひらひら湿地の横に飛び去ってしまいます。
葉の上には良く止まるのですが、雰囲気の良い写真は撮りにくい。
ヒメシジミも同じ湿地に住んでいました。
ヒメヒカゲ
b0093800_2164810.jpg

ヒメシジミ
b0093800_217520.jpg


ヒメヒカゲが住む湿地には、ハッチョウトンボが住んでいることが多いようです。
日本最小のトンボ、2cm程度の大きさです。
b0093800_2173236.jpg
b0093800_2175559.jpg
b0093800_2113543.jpg

[PR]

by shimabito3 | 2004-06-20 00:00 | Comments(0)
2004年 06月 19日

復刻版 虫とり日記

ウラナミジャノメ@宗像市・福岡
探索日:04年6月19日
探索場所:福岡県宗像市

昆虫展で見たラベルで知った場所に、一化めのウラナミジャノメを見てみようとお出かけしました。
時期が遅かったようで、新鮮な♀もいましたが大部分がスレ個体。
新鮮なものは敏感で近づけず、撮れたのはこのような個体のみでした。

発生場所は、林と空き地がある公園。
すぐ横の道は交通量が多いのですが、安定した状態が維持管理されるであろう公園、滅びることは無さそうです。
b0093800_20331531.jpg

[PR]

by shimabito3 | 2004-06-19 00:00 | Comments(0)
2004年 06月 14日

復刻版 虫とり日記 

カラスシジミ@内大臣峡・熊本
探索日:04年6月14日
探索場所:熊本県矢部町

カラスシジミ目的で内大臣峡に行ってみました。地図を見ながら、道を進みましたが、目的地に到達できませんでした。あれ~と思い、人に尋ねると土砂崩れのために通行止めになっていた道が、奥に進む道でした。行ける所まで行って、あとは歩けばいいやと思って進入したところ、崩れ方は軽微で、車で十分通れました。
さらに奥に進むと、椎谷峠に到達しますが、道はがたがた、普通乗用車の私にはちょっと危険らしい。
途中でネットを持った人がいたのでお話をしました。この方はミスジチョウ狙いでした。
カラスシジミならと、栗が生える場所を教えていただけました。

シータテハです。九州では、山奥の蝶。
b0093800_653171.jpg

栗の花は満開をとおに過ぎた状態、早いかな?と思っていたのですが、カラスシジミはスレスレ、実際は遅かったようです。
今年の季節の進み方はずいぶんと早い。
ウラゴマダラシジミもいましたが、こちらもボロかった。これは、ようやく撮れたウラキンシジミ。大きな栗の木では、なかなかそばに来てくれず、せいぜいこの程度が限界でした。
b0093800_65429100.jpg


2011年1月 追記
今はウラゴ大好きですが、この時はそうでは有りません。だから、感動なく書いていますが、ここのウラゴは実は変わっています。森林型と言われる、黒いタイプのウラゴです。とっても、ええもん。今なら、大感動なんでしょうが、知らないって、もったいない。

[PR]

by shimabito3 | 2004-06-14 00:00 | Comments(0)
2004年 06月 13日

復刻版 虫とり日記

スジグロシロチョウ@対馬・長崎県
探索日:04年6月13日
探索場所:対馬市中~北部


スジグロシロチョウを求めて対馬にお出かけしました。なんで、わざわざスジグロを?と思われるかも知れませんが、対馬でスジグロを見るのはかなり難しい。対馬の蝶コンプリートを目指す私にとってはこだわりの種類なんです。

対馬に住むシロチョウは、タイワンモンシロチョウ(特産)、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ツマキチョウ、キチョウ、ツマグロキチョウ、モンキチョウです。
タイワンモンシロは、春先に与那国などで、多く見られますが、が今のところ、迷蝶とされています。
春先に、かなり多くの個体が毎年見られるので、特殊なライフサイクルを持った一群で、土着しているのでは?と考える人もいると何かで読んだことがあります。

今のところタイワンモンシロが土着しているのは対馬のみされ、少ない種ではないと言われていますが、私はどちらかと言うと珍しい部類だと思っていました。

さらに今年は、何度か対馬に足を運びましたが、一度も姿を見ることはなく、異常な様子。
このままいなくなってしまうことは無いと思いますが、今後の動向に注意が必要です。
その代わり、見かけたのがこのスジグロシロチョウ。
対馬では珍品のはずですが、複数、数箇所で見ました。
b0093800_2073858.jpg
シロチョウの勢力図に変化が見られた年と言って良いかも。卵も確認できました。

道端で見つけたスジグロの卵
b0093800_208360.jpg

ツシマウラボシは、親~終齢幼虫まで見られました。
5月の中旬に大きな春型が現れますが、6月の時点で幼虫の大きさはばらばら。
親が長生きなのか?ツシマウラボシの初齢幼虫
b0093800_20112654.jpg

と、親
b0093800_202834.jpg


2011年1月 追記
この年に、対馬のタイワンモンシロがおかしいと書きましたが、その状態は今でも続いています。毎年数例は確認されているようなので、絶滅してませんが、かなり危ない状態です。
さらに、ツシマウラボシシジミもおかしい様子。2009年辺りから、急激に数を減らしている気がするんです。

[PR]

by shimabito3 | 2004-06-13 00:00 | Comments(2)
2004年 06月 05日

復刻版  虫とり日記

ミスジチョウ@犀川町・福岡
探索日:04年6月5日
探索場所:福岡県犀川町 英彦山

特に目的無く、天気も良いことだし近場を探索。
しいて言えばアオバセセリ探しが目的でした。
白い花がかたまって咲いていたので、何かいないかと見てみるとたくさんの蝶が集まっていました。

1、アオバセセリ。
時期が遅く、スレスレ個体ばかりだったが多くの個体を見ることができました。
b0093800_2226517.jpg

2、ミヤマチャバネセセリ。
阿蘇、九重まで行かなければ見られないと思っていましたが、英彦山にもいてくれました。
b0093800_22311491.jpg

3、メスグロヒョウモン。
近くには来てくれなかった。
b0093800_2228978.jpg
4、クモガタヒョウモン。
中学時代に自宅(北九州市)で目撃した以来の福岡産
b0093800_22274136.jpg
5、最大のヒットはミスジチョウ。
福岡県ではじめて見た!
b0093800_22283095.jpg
ちょっと探索のつもりが、大当たりでした。

2011年1月追記 この時の記事には書いていなかったのですが、この時にウラゴマダラシジミを目撃しました。この時点の旧犀川町では未記録種。(英彦山では記録が有りましたが、添田町と推察しています)
冬に卵サガソーと企てていたのですが、工事のために見事に掘り返されて無残なあり様。
ココ、サウゴクイボタが生えていたんですが。
福岡では、この記事に書いたチョウたちは全て貴重なものです。

[PR]

by shimabito3 | 2004-06-05 00:00 | Comments(0)