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2004年 09月 26日

復刻版 虫とり日記

アワブキ@英彦山・福岡
探索日時:04年9月26日
探索場所:英彦山の麓(犀川町)

天気がいま一歩な日曜日でした。遠出をしても成果が上がりそうに無いので、アオバセセリ、スミナガシの食草であるアワブキ探索に行ってみました。両種とも好きな蝶なので、来年の夏のための下調べだ。結論は、少ない樹と思っていたアワブキだが、けっこう生えている事が分かりました。こりゃ、夏が楽しみです。
アオバセセリ、スミナガシの痕跡も見つけることができました。
これは、アオバセセリの巣の跡。明るめの環境が好みです。
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こちらは、スミナガシの幼虫の痕跡。暗めの環境が好みの種です。
同じ木を食樹としていますが、明るさですみわけしているようです。
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福岡では、あまり見かけることが無くなったミヤマチャバネセセリを同地の夏に確認していたので、どんな感じで越冬巣を作るのか見てみたいと思っていました。
ススキが食草なので、探した結果、それっぽいの巣の中身は蛾の幼虫が集団でいました。
これです、残念。
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by shimabito3 | 2004-09-26 00:00 | Comments(0)
2004年 09月 25日

復刻版 虫とり日記

迷蝶狙い@開門町・鹿児島県
探索日:04年9月25日
探索場所:鹿児島県開門町開門岳南麓

何か来ていないか?と開門岳の南を探して見ることにしました。良い話があったわけではありませんが、行かなければ分かりません。
現地では、センダン草の花の咲き方がいま一歩。お会いした地元の虫屋さんの話では、10月10日辺りの方が花の数も増すそうです。はっきりとした、花のシーズンが無いやいまと大違いだと思いました。
この時期は樹の花が狙いだそうなので、待っていたら、やってきたのはタテハモドキ。
鹿児島では普通に見ることができる蝶です。
年によっては福岡まで北上くるので、そのうち近所でも居つくのかもしれません。
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ちょっと驚いたのは、ミカドアゲハでした。
九州北部では、10月に発生することはまずないと思っていますが、鹿児島では当たり前らしい。
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目的の迷蝶は居ませんでしたが、行かなければ分かりません。
雄大な開門岳が見送ってくれました。
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by shimabito3 | 2004-09-25 00:00 | Comments(0)
2004年 09月 19日

復刻版 虫とり日記

迷蝶狙い@対馬・長崎
探索日:04年9月19日
探索場所:対馬 中~南部 長崎県

迷蝶とセセリの成長を見てみようと、対馬を実行しました。例年ならこの時期は、彼岸花が咲き、大型のアゲハが多数集まっているはずです。しかしながら、今年は異常と思いました。赤い絨毯は見るのですが、そこに蝶の姿はちょっぴり。

まず、対馬最南端の豆酘崎灯台に行ってみました。小高い場所には、テリトリーを張る蝶が集まっているはず。行ってみると、ピッタシカンカン。リュウキュウムラサキがちゃんと見張りをしていました。
やいまでは、迷蝶だか、土着だかはっきりしませんが、対馬ではもちろん迷蝶、南方からやってくる常連さんです。この個体はだいぶ疲れた♂だった。
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近くには、タンギクの群落があり、蝶が集まるためチェックはしてました。ご丁寧にも画像までとっていたんです。その、まさに同じ場所で、タイワンアオバセセリが複数確認された事をあとで知りました。
何処を見てるんだ、自分!と反省。このセセリは、対馬での久々の記録だとか・・・残念。へたくそでございます。
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灯台です。
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次の目的は、セセリの幼虫探しでしたが、まだ若齢だった事も有り、同定ができずませんでした。
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こちらは、スミナガシ。アワブキにカーテンを作って隠れていますが、終齢になると、葉の上にどーんと付いており、隠れる生活から目立ちたがり屋に一変する、面白い生態を持っています。何処でも多い蝶ではありませんが、対馬では珍品と言われています。
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ヒョウモンも元気に飛んでいました。これは、ウラギンスジヒョウモン。減っていると聞いていますが、あちこちで見ることができました。昔はもっと居たのかもしれません。
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こちらは、メスグロヒョウモンの♂。かなり疲れた個体だが、彼岸花をバックに撮れたのはこれだけだった。
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ミドリヒョウモンの産卵も目撃。幼虫はスミレを食べるはずですが、生む場所はいい加減、適当に産んでいました。対馬産は、変異があると聞くが、私には分からない。卵はこれです。
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最後にスカシバガです。
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by shimabito3 | 2004-09-19 00:00 | Comments(2)
2004年 09月 11日

復刻版 虫とり日記

ヒイロ狙い@西表・沖縄
探索日:04年9月11-12日
探索場所:沖縄県竹富町(西表島)

この時が、ヒイロシジミ狙いの初出撃でした。

日曜は曇りの予報でした。
ところが、土曜から雨。
雨の白浜林道を歩きましたが、蝶の姿なんてあるはずもなし。
居たのは、このトラニウス。ピンボケですがご勘弁。比較的珍しいと聞きましたが、天牛はさっぱりわかりません。フィールドに出ると、各種昆虫を見かけますが、名前が分かりません。
これでは、楽しくないと思い、カミキリ大図鑑を購入しました。これで、名前は調べられるようになったのでした。
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西表の常宿は竹盛旅館です。ちょっと高めですが、レンタカーもあり、お気に入りの宿です。
顔見知りになると港まで車を持ってきてもらって、契約書にサインで手続き終了。短時間のやいまだから、時間は大切。こんなサービスはとっても助かります。ご飯もおいしいし、お勧めです。

宿に戻ると、どんどん風が強まってきました。

これはやばそう。

島流しになったらたまらんと思っていると、低気圧がやいまで台風20号に変化したとニュースでやっていました。翌日曜は、虫探しは諦めて、できるだけ早く撤退を決意。

起床すると、強い南風で、西表の南から出港する大原便は欠航。北部からの船浦便はかろうじて動いていると言うので、バスで向かいました。西表でバスに乗るなんて初めての経験でした。
(1便は様子見を兼ねて、”とりあえず”行ってみるようです)

何とか、脱出できて仕事に穴をあけずにすみました。
車窓はこんな感じでした。
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2011年1月追記
ヒイロを探して、何度西表まで行ったでしょうか?記憶にあるのは、いっぱいと言う言葉。
どうもこの蝶、殺気を感じるようで、狙って見つける!というのは困難だったと言うのが結論です。結局、出会えずじまいに終了でした。今思えば、この時が一番確率が高かったんだろうな!、天気負けだったけど。
通ったので、マイレージカードのステータスが上がった、と言うのが唯一のメリットでした。ラウンジに入って、ビール飲み放題って、楽しかった。荷物が一番初めに出てくるのも嬉しかった。でも、行けなくなったので、その特権も無くなってしまいました。

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by shimabito3 | 2004-09-11 00:00 | Comments(0)
2004年 09月 09日

復刻版 虫とり日記

週末やいま/ホシボシキチョウ@石垣・西表・沖縄
探索場所:①平久保石垣市沖縄県②竹富町(西表島)沖縄県
探索日時:①04年10月9-10日②同11日

体育の日を挟んだ3連休、仕事柄連休なんてめったにないのでこの3日間は貴重。中一日は朝から晩まで虫三昧ができるので、やいまを実行しました。
予定は、移動に時間が必要な9日の午後から石垣にて探し物、夕方西表に移動して10-11日とヒイロ探索を企画しました。

石垣の目的は、ホシボシキチョウと柳の探索。ホシボシは迷蝶で02年に鹿児島市で比較的広範囲に発生した蝶で、食草はカワラケツメイです。
発生地では、ツマグロキチョウと混飛するため、そのつもりで見ないと気がつかない蝶です。鹿児島では、うん十年ぶりの確認だったらしいのですが、タイワンツバメシジミを見に行った人がたまたま見つけたらしい。初めて確認した人は偉いとつくづく思います。
ところが、注意していると、見つかるもので、03年には同県頴娃町、長崎県福江島で発生が確認されました。
04年も鹿児島のどこかと、福江島のどこか(どちらも伝聞なので真実かどうかは不明)で見つかっていると聞きました。そして、石垣島の平久保でもちょこちょこ採れているとの話は聞いていました。
そんな背景がありました。

10月9日      
移動日の9日。ホシボシの話があるので、平久保近辺を探そうと思っていましたが、石垣島はあまり詳しくありません。そこで、某ウェブサイト中で紹介されていたガイドをお願いすることにしました。レンタカーを借りて探すより、時間とお金がずっと効率的です。平久保での探す場所は、カワラケツメイが生える荒地となりますが、放牧地、海岸線などのどこかとみて良いでしょう。
まず、灯台近の駐車場に車を止めて辺りを探索しました。風で直ぐ吹き飛ばされるので撮影はできませんでしたが、アオタテハモドキ、シルビアシジミが飛んでいました。この平久保灯台は、石垣最北端に位置し海のブルーに映えてとても美しい場所です。
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車で移動しながら、ホシボシを探しましたが、結局見つかりませんでした。その時はそんなもんだろうと思い、川平に移動、目的は柳探しとリュウキュウムラサキの母蝶でした。
ここでは、一般的に見ることができる南のチョウ達が飛んでおり、目を楽しませてくれました。そんな中ふと見ると、ヒメイチモンジセセリが葉の上に止まっていました。
この蝶は自分的に初撮影でした。やいまでは、トガリチャバネについで見つけにくい蝶だと思っています。
セセリは似た種類が多いので、区別点を知らないと、すべて茶色のセセリとなってしまいます。
これが、ヒメイチモンジです。
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その他、蝶の食草を撮影して回りました。
その1ツルモウリンカ、リュウキュウアサギマダラの食草。
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その2.オオイワガネ、ヤエヤマムラサキの食草。
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その3.イワダレソウ、アオタテハモドキの食草
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柳は見つかりませんでした。ウラベニヒョウモンの食草ですが、南の気候には合わないようで、新川の柳並木は有名ですが、しょぼしょぼ状態なんです。
どの辺にあるのか情報をもらおうと電話をすると、10月4日にホシボシが採れたという話をもらいました。
これは一大事と言うことで、西表に移動は10日夕方に急遽変更。宿とレンタカーの予約を変更して、石垣の常宿にとまることにしたのでした。

月10日
レンタカーを走らせ、一路北に。ホシボシが居るのは何処だ?
まず、9日に入らなかった牧草地入り口に車を止めて歩き始めたのでした。海の方に歩いていくと、地表近くをぴらぴら飛ぶ黄色い蝶を発見。種類を確認すると、ホシボシキチョウでした。ビンゴ!、一発でポイントを発見してしまった。こういう事もたまにはあるんです。

写真を撮ろうとしましたが、この蝶、なかなか止まりません。飛ぶ速さはゆっくり、とまるの待って後ろからついていきました。何やら蝶が気にしている草があるので、見てみるとカワラケツメイでした。今まで見ていたケツメイは群落を作り、高さは30cm程ありましたが、ここに有るケツメイは10cm程度で単独に生えいます。こりゃ、知らないと探すのはむずかしい。こんなに小さいなんて思っても居ませんでした。
追い掛け回して、撮影成功。自己初画像にニッコリ。
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気温が上がって来ると、飛ぶ数が増加しました、一面に飛んでいるのではなく、ケツメイが生える近くにまとまって飛んでいる感じでした。と言っても広い牧草地、あっちにも居た!、こっちにも居た!と言う感じで、相当数が発生している様子です。卵からすれたものまで、沢山いて、いろいろな生態写真が撮れて大満足な一日でした。
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さて、この勢いでヒイロにあえるかと西表に移動したのでした。

10月11日
3連休でもあり、多くの方がヒイロを探しに来られていたのですが、全員返り討ち。何処に居るのかヒイロ君?。

これは、仲間川林道の展望台からの景色です。フツーの観光地にしたいの?、以前は獣道だった奥まで、大幅拡張されていました。少し歩きにくいくらいが、秘境っぽくてええと思う私ですが、広い道を安全に歩けるって事が、多くの人を集めるには有利なんでしょう。
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放置されて道が無くなるよりましだが。

これは、ヤエヤマカラスアゲハです。
産みそうだったので見ていると、
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新芽では無く、古い葉に産卵しました。
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別場所で見つけた幼虫です。
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by shimabito3 | 2004-09-09 00:00 | Comments(0)
2004年 09月 05日

復刻版 虫とり日記

ホシボシキチョウ・タイワンツバメシジミ@福江島・長崎県
探索日時:04年9月5日
探索場所:福江島(五島列島)長崎県

ホシボシキチョウが7月に採れたとの話がありました。又聞きなので、今も居るのか?、何処に居るのかも分かりませんが、タイワンツバメシジミも兼ねて探しに行って見ることにしました。

まず、03年度のホシボシ発生地に行きました。カワラケツメイが沢山生えており、またシバハギもあるため、両種とも期待できる場所です。両種とも荒地に生える植物のため、タイツ(私はこう呼ぶが、一般的にはワンツ)を探していて、ホシボシが見つかるというストーリーが多いらしい。
このタイツ、大部分の分布地で、秋口に咲くシバハギの花に産卵するため、花の時期に親を見ることができます。幼虫越冬だということは分かっていますが、詳細は分かっていません。
飼育すると、一部が年内に羽化するらしいのですが、翌秋に親が出たと言う話を聞いたことがありません。まだ、謎が多い蝶なのです。
自然の越冬状態もはっきりせず、03年度の佐賀県名護屋で、この蝶のライフサイクルを調べておられる方と話ができましたが、幼虫がいた群落に印をつけて冬に探しても見つからないと言っていました。何処で越冬しているのでしょうね?
これは、シバハギに産卵しようとしている♀。
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一般的には減っている蝶ですが、福江島では健在でした。
色々画像です。
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カワラケツメイを探して走り回った数箇所の林道で多数飛んでいました。
ツマグロキチョウは沢山飛んでいましが、ホシボシの方は、見つけることは出来ませんでした。
慣れると飛び方で区別できるらしいが、私には無理。
ウラナミジャノメもおりました。
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by shimabito3 | 2004-09-05 00:00 | Comments(0)