虫とり日記3

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2004年 10月 30日

復刻版 虫とり日記

週末やいま@西表・沖縄
探索日:04年10月30-31日
探索場所:沖縄県竹富町(西表島)

夏のヒイロシジミの次世代が出るとすると、11月の初めだろうとの予想が出ていました。が、その週は同僚の結婚式のため、お出かけできません。ちょっと早めでしたが、この10月30-31日でヒイロを探しに西表に行ってきました。
福岡→那覇→石垣と飛行機を乗り継ぎ、最後は高速艇で西表に到達します。西表内の移動はレンタカーかレンタルバイクが便利。一般の観光客は石垣を拠点として船で移動してきて、観光バスに乗り込むので、需要は少ないかと思いきやこのレンタカー、予約を入れておかないとフルで身動きが取れないということがあるので要注意です。
福岡を朝一番に出て、西表着は2時近くになってしまいます。もっと早朝便があれば良いのですが、どうにかならんものだろうか?
到着後、仲間川林道に入り、ヒイロシジミを探しましたが気配なし。どうもこの蝶、出会える気がしません。
撮れた画像は、マサキウラナミジャノメノとリュウキュウヒメジャノメの吸汁ぐらいでした。
画像は、マサキで、このような場面はあまり見たことがありません。
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こちらは、リュウキュウウラナミジャノメ。
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結局、収穫なしで宿に戻りました。
旅の楽しみの一つは、食事のときに一緒になった人とのおしゃべりです。この時は、滋賀から来た人と話が進み、夜にオオシママドボタルを探しに行く事になりました。普段のやいまの夜は、泡盛を飲んで酔っぱらっているので、蛍がたくさんいるなんて知りませんでした。フラッシュで撮影したので昼間のようですが、辺りは真っ暗です。陸生の蛍で、地面で光っているのは幼虫がほとんど。親の時期にはちょっと早かったのかも知れません。
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31日は朝から仲間川林道に入り、展望台まで往復しましたが、結局だめでした。居る気がしないので、一挙に白浜まで、シロウラナミシジミの撮影に向かいました。この蝶も迷蝶ですが、常連客となりほぼ毎年見られています。西表ではしゅくしゃ(ジンジャー)を食草としています。花はこれ。香りが良く、とってもきれいです。
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蝶はこれ。白浜の墓地公園の裏にもいたし、対岸のシュクシャの大群落では多数飛んでいました。
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もうひとつの迷蝶として、03年度に大発生したシロモンクロシジミが冬を越し、04年度も少数見られました。幼虫がカイガラムシを食べる肉食の蝶で、オリジナルの発生地の台湾でも少ない種と聞いています。私は好きなのですが、どうも一般受けせず人気は低いようです。この蝶も墓地公園の林縁でも飛んでいたし、対岸のシュクシャ群落の前のセンダン草につくカイガラムシでも発生していました。これは、メス。
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人出は多数、ヒイロの集客力はすごいのだが、この週は誰も見た人は居ないと聞きました。
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by shimabito3 | 2004-10-30 00:00 | Comments(0)
2004年 10月 28日

復刻版 虫とり日記

04年10月28日 朝の平尾台@福岡

飼育中のホシボシ君、食草のケツメイが無くなりかけるという大失態を犯してしまいました。某掲示板で呼びかけたところ、生えている場所の情報をいただけました。
早速暗いうちに家を出て探索。実際は教えてもらったピンポイントには無かったのですが、探索した結果、付近で見つけることができました。ありがとうございました。
この場を借りて、お礼を申し上げます。皆様の親切が心にしみました。

その時に初めて知ったのですが、平尾台は朝日の撮影ポイントになっているようで、平日にもかかわらず三脚を持った朝日ハンターを複数みました。こちらは地面を見ていたので、日の出は見ませんでしたが、朝日を浴びた平尾台はとっても美しかった。

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2011年2月追記
このほしぼし君、りっぱに親になりました。
オリジナル日記には掲載しなかった羽化の姿です。
羽化する瞬間を押さえるって、忍耐が要るんです。でも、その瞬間に立ち会えると、とっても感動。

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by shimabito3 | 2004-10-28 00:00 | Comments(4)
2004年 10月 24日

復刻版 虫とり日記

フジミドリシジミ@鹿児島
探索日:04.10.24

鹿児島の迷蝶の様子を教えていただくために、知人に電話をすると、ウスキシロチョウは発生しているが、他の種類は期待できないとのお話でした。
フジミドリシジミを探しに行くから、一緒に来ない?とのお誘いを受けました。
フジ、どんな感じか教えてもらえる機会を逃すわけはいきません。高速を飛ばして、待ち合わせ場所に集合しました。
台風で落ちた枝を探すとのこと。今年は九州を台風が数多く直撃した結果、普段は手が届かない高い位置の枝が落ち、それに卵が結構ついているらしい。
たまたま落ちた枝に卵があるほど大量に産卵されているとは考えにくく、風の通り道になる位置の枝に九州のフジは産卵すると考えたほうが自然です。
現地では確かに落ちた枝に卵が付いており、初めてのフジに感動しました。画像でも分かりますが、しょぼしょぼ芽に限らず、大きめな越冬芽がある枝にも付いていました。
このような芽が有る枝は、教科書では悪い芽ですが、ここは多産地なのか、今年が当たり年なのかよく分かりませんが、卵があったのは事実。
落下している枝なので、高さや向きは不明ですが、日当たりは良い場所にあった芽と推定されました。
九州では、本州の一般常識は通じず、低い位置にあるひこばえには、まず卵は無いとの事でした。
いろいろ教えていただいてありがとうございました。
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ブナの巨木です。
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こんな大きな枝も台風で折られて落ちていました。
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2011年2月 追記
ゼフの発生は波があります。2004年は当たり年+台風が多く枝が多数落ちたと言うWラッキーだったため、卵が得られたと今は思っています。けっして、多産地ではなく、知らなければ見つけられなかった、感謝です。
そして今は、火山の噴火で大変な事のなっていると思われ、まさか居なくなる事は無いでしょうが、ダメージは図り知れません。

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by shimabito3 | 2004-10-24 00:00 | Comments(0)
2004年 10月 17日

復刻版 虫とり日記

ツマグロキチョウ@対馬・長崎
探索日:04年10月17日
探索場所:長崎県対馬市

対馬のツマグロキチョウの後翅裏面は赤味がかっているとの話があり、確認したい思っていました。でも、食草であるカワラケツメイが減った結果、ツマグロキチョウも減っているらしい。
この蝶は、夏の終わりから秋にかけて数が増す種類なので、この日に探しに行ってみました。探した場所は、は9月に見つけていたケツメイの群落です。
車を停車させ、さてどうかな?と探索を始めようとしたら、いきなり発見。撮影しようかネットしようか迷いましたが、初ものでもあるし、ネットを優先しました。
群落は駐車場の上にあるため、そちらでは沢山飛んでいるだろうと期待して登りましたが、そこはすっかり草刈されていました。
減少している草をわざわざ無くさなくても良いのにと思いましたが、後の祭り。
刈り難い杭の横に少しだけ残っていたので、来年度の復活に期待。
群落が無いと、蝶を引き止めるものは何も無く、ツマグロキチョウの姿もありません。
初めの1頭は、特に赤いことも無く、九州本土と個体差を見出せませんでした。
その後、荒地を車で流してケツメイを探しましたが、蝶も草も見つかる事はなかった・・・
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by shimabito3 | 2004-10-17 00:00 | Comments(0)
2004年 10月 13日

復刻版 虫とり日記

エゾミドリシジミ@久住町 大分

探索日:04年11月13日
探索場所:久住町 大分県

探す木は、ミズナラ。本州以北ではそんなに珍しくない事もあり、野外での採卵の対象にはあまりならないようです。
九州では、珍品とは言わないまでも、産地が限定され多い種類ではありません。
さらに、ジョウザンミドリシジミが分布していないためか、頂芽にも産卵するため、探す位置は頂芽から太目の枝までとなり、効率の悪さは上級クラス。探す高さは、手の届く場所には無く、木登りが必要になるが、アイノの産卵位置ほど高くない。
どーんと目立つ木より、ちょっと控えめな感じの木が好まれる気がするが、経験不足のため確実な事は言えません。
今回は、アイノミドリシジミと同時に探したが、本種も少なかった。紅葉が残り、天気も上々だったので、良い空気を吸いに行ったようなものだった。
エゾです。
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by shimabito3 | 2004-10-13 00:00 | Comments(0)
2004年 10月 03日

復刻版 虫とり日記

週末やいま@西表沖縄
探索日:04年10月3-4日
探索地:沖縄県竹富町(西表島)

週末やいまの目的は、ヒイロシジミ探索。
林道を探しましが、結局はだめでした。仲間川林道で見つけた蝶はキタテハです。北風に運ばれる迷蝶で、八重山には分布していません。風に運ばれた迷蝶とは思えないくらい、新鮮な個体でした。
角度が悪いなんて言わないで!蝶の撮影って近づかなきゃだめなんで、難しいんです。
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白浜で見つけた蝶はシロモンクロシジミ。これも迷蝶ですが、2003年から冬を越して04年度も姿を現してくれました。
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このシロモンクロは、別名ジンメンヨウシジミと呼ばれます。漢字で書くと人面蛹です。
幼虫は、カイガラムシを食べます。白い粉にまぎれて見つけにくいのですが、蛹は何の工夫も無く、近くの葉の表、裏、茎など色々な場所で蛹化するので目立ちます。
人の顔に見えますか?
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by shimabito3 | 2004-10-03 00:00 | Comments(0)