虫とり日記3

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2006年 07月 13日

中九州うろうろ6

ヒメシロチョウを後にして、帰途に着きます。阿蘇から九重を超えて、湯布院インターから大分道に乗る予定です。

そんな九重は、飯田高原を抜ける山並ハイウェイです。九州の昆虫界のメッカとも言える地、開発が進んで、畑、牧場、建物、昔を知る人たちには目を覆いたくなるような状況ですが、山そのものは昔と同じく、雄大な姿を見せてくれます。
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そんな一角に、規模はずいぶん小さくなってしまったのですが、ミドリシジミが住む場所があります。ちょっと覗いてみようか、という事で寄り道。九州産の裏面はちょっと茶色、他のエリアと比べ少し変異があると言われます。
見てみると、くれかけたハンノキの上を元気に飛び回るネオがいました。
羽化不全の個体ですが、とりあえず。
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しばらく遊んで、一日終了。いやいやグッドな一日でした。
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by shimabito3 | 2006-07-13 20:32 | Comments(2)
2006年 07月 12日

中九州うろうろ5

いろいろ行きたいところはいっぱいで回りきれません。時間的にも厳しくなってきたので、移動することにしました。目的はヒメシロチョウです。前日の宿に向かって走行中に、飛翔中の本種らしき影を見た場所です。付近にいるとの話は聞いていたので、きっと発生地に違いないと確認したかったのです。

どこやったかいな?と走りながらこの辺やろ!とスピードダウンすると道をシロチョウがヒラヒラ。種類を確認すると、ヒメシロチョウ、ビンゴでした。夕方のためか、飛翔も緩やか。ええ蝶です。連荘でご紹介。
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止まっている草は、ツルフジバカマ、食草です。花は咲いていませんでした。吸蜜個体もちらほら、です。
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不自然なヒメシロがいたので近づくと、蜘に捕食されていました。自然の営みの一つであり、かわいそうなどとは思ってはいけないと考えます。蜘も生きているのですから。
最後にこんな環境でした。
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端っこになぞの人物が写っているのがご愛嬌。
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by shimabito3 | 2006-07-12 21:00 | Comments(4)
2006年 07月 12日

中九州うろうろ4

またまた移動で、次の目的はオオムラサキです。クヌギの林はあちこちに有るのですが、樹液が出ているか否かが状況を左右します。結果としては、オオムラサキを見ることは有りませんでしたが、ちょっと探った草地にヒョウモンチョウが群れていました。
まずは、オオウラギンヒョウモン。標高の兼ね合いも有るのでしょう、ここは♂が新鮮でした。阿蘇周辺では広く分布する種ですので、いることは十分予想されますが個人的には初めて見る場所でした。
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オオウラギンスジヒョウモン♀です。九州産はサイズも大きく、裏のチョコレート色も渋く見ごたえ十分。横長のシルエットが少し嫌いですが、そこは個人的な感じ方の世界です。
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ウラギンスジヒョウモン♀です。”オオ”がつかない分いくらか小ぶりです。これも全国的には減少傾向と聞きますが、私の行動範囲では少ない蝶とのイメージはありません。
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ウラギンヒョウモンもいたのですが未撮影。どうも、あちこちで見るので撮影意欲が湧きませんでした。
同じく、あちこちで見かける種のミドリヒョウモン、こちらは普段見かけるもののイメージが違います。雄大な阿蘇の地が育んだ大きなミドリを見直しました。なかなかきれいです。
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名前の由来の緑色、侮れません、好いです。たくさん、撮っちゃいました。
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周りを見ると、阿蘇五山の一つ、根子岳の雄姿が望めました。ギザギザの姿は寝観音の顔の部分です。
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by shimabito3 | 2006-07-12 01:14 | Comments(3)
2006年 07月 11日

中九州うろうろ3

目的のオオウラギンヒョウモンはちょぼちょぼ飛んでおり、ちょぼちょぼ撮影。大きな♀は格好がよろしい。
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天気良すぎで、撮影にはちょっと不向きです。天気が悪いと文句をいい、良ければよくて文句をいう、勝手なモンです。

と言うことで、オオウラギンは終了・移動です。ヒメシロチョウ、ホシミスジがいたよと合宿の夜に教えていただいた場所です。ヒメシロチョウのシンプルさ、とっても好きなのでありました。ホシミスジもどこにでもいる種ではなく、かなり産地は限定されています。
なんやかんやで、現地着。おるかなと見ると、道路わきをホシミスジがスイスイ。1頭だけですが、確認できました。シモツケも教えてもらいました。食草があるという事は、発生地という事です。
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ヒメシロは何処?と見渡しますが飛んでいません。ちょっと裏手に歩くと、草地がありました。ツルフジバカマも生えとるなーと見ていると、元気にヒメシロがとんでおりました。きゃしゃな、薄い羽ですが、飛翔は思いのほか活発です。と言うことで撮影は無理でした。
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その他、嬉しかった蝶は、カラスシジミ ミヤマカラスシジミ、裏面の変異が有り、密かな人気種です。こんなところにもおったのですね。
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ヘリチャも飛んでいました。いるところでは沢山飛んでいますが、セセリ好きには良い撮影対象です。
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by shimabito3 | 2006-07-11 21:32 | Comments(3)
2006年 07月 11日

中九州うろうろ2

7月9日 朝起きると太陽が覗いています。これは、嬉しい。台風も心配していたのですが、天気予報はよい方向に外れました。朝ごはんの終了後、合宿は終了、みなさん思い思いの方向に向かいました。本当に、お世話になりました、感謝です。

さて、本日はオオウラギンヒョウモンからスタートです。かつては全国的に普通にいた蝶だと聞きますが、すっかり数を減らし、今では沢山いるエリアの代表は阿蘇周辺です。kこの近辺であれば有名産地に限らず、広く分布し決して珍しいものでは有りませんが、その♀の大きさ、色合いの素晴らしさから、一時期の勢いは無いものの、まだまだ人気種です。

移動の途中で、お弁当の購入かたがた停車し、南限のクロミドリシジミ少したたきましたが、飛び出すものなし。虫屋さんがいらっしゃいましたので、後の祭りだったみたいです。
なんやかやで現地着。オオウラギンは風を避けて、窪地の花に溜まりますので、この谷筋がお勧めですと案内したのですが、そこに立ちふさがるのは子牛を守った雄牛でした。ここで、刺激してはまずいので、遠くから一枚撮影です。緑の草と、青の空が素敵でしょ!
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by shimabito3 | 2006-07-11 00:34 | Comments(0)
2006年 07月 10日

中九州うろうろ1

7月8-9日 呑むさん、ぺけさんにご一緒させていただいて、夏合宿に参加しました。昼間は思い思いの別行動で、夜の部に合流です。ということで、8日の夜7時の宴会までに集合、楽しい宴、ありがとうございました。

私の初日、8日の行動は、あれやこれやと企画したのですが、オールはずれで最後は土砂降り、ぐちょ濡れでした。変なものを見つけてくるに違いないとのご期待にそえませんでしたが、そんなものです。

ということで8日のいくつかの画像をご紹介です。フジミドリシジミがおるかも!?と聞いていたのですが、そこでテリを張っていたのはオオミドリシジミでした。もう少し、こっちゃ来いとの願いもむなしく、撮れたのはこの程度でした。遠くて小さな蝶は、ぴんとをあわせられません。
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山道をずーと走って、中九州の奥深さを実感してきました。もしかしたら、日本初が出るかも!と言うすごさです。かなり植林が進んでいる九州ですが、そのな開発の手も届かない”山奥”がありました。

蝶をもう一種、クロコムラサキです。走行中に道に下りてきているところを発見。車を止めて、近づいていると、めったに通らない車が通過、脇に飛ばれてしまいました。これも、遠いのですが、一枚。
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かなり下ったところにあったルバマンネンです。走行中は、何かの蝶の環境を見つけると、止まってチェックをよくやるのですが、マンネングサがあると、クロツバメシジミがいる可能性があります。熊本県のヤマクロツは北部に産地があるだけで、ほかは知られていませんので、おれば新発見ですが、そうは甘くありません。なんか、おったーと確認した蝶は、ヤマトちゃんでした。
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その後、オオウラギンに行ったのですが、途中から大雨。熱帯のようなスコールで、最近の日本はちょっとおかしい。草地にちょろっと入ったのですが、暗くてボケボケの画像を1枚撮って終了。雨の中、藪に入っても濡れるだけです。分かっているのですが、現地に行くと、突入したくなるのは、虫屋の性で致しかたありません。その後、合宿場所の宿までひた走り、時間内に何とか到着できました。到着するなり、刺激的な○○は××で、△△は、◇◇なお話をうかがい、これは、行くしかありません。何時もの事ながら、知れば知るほど世界が広がります。
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by shimabito3 | 2006-07-10 20:00 | Comments(0)
2006年 07月 09日

オオウラギンヒョウモン@熊本県

7月9日 オオウラギンヒョウモンが撮りたい!との要望で行ってきました。その後は、あちこち、初夏の蝶を求めて転戦。
天気予報もよい方にはずれ、かなりお腹いっぱい遊んできました。
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by shimabito3 | 2006-07-09 22:42 | Comments(4)
2006年 07月 04日

九州の端っこ 2

佐多岬で、バナナトラップでのハナムグリの採集をしている方がいらっしゃいました。少しお話をして、何かええもんが来ていたら撮らせてとお願いすると、トラップを下から、ネットでしゃかしゃか掬ってくれて、中身をチェック。おりませんなーと言いながら、一匹選抜。これです。
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そのままリリースでしたので、ほんまにたいした物では無かったようですが、ご協力ありがとうございました。
その方によると、大隈半島にオオムラサキがいると言う話が有るそうです。樹液に来る蝶、甲虫と共通する部分があり、真偽の程は不明なものの、行ってみる価値ありと判断しました。現在の南限は、宮崎県・野尻町ですので、かなりの更新となります。

移動開始。途中で、気になる崖がありました。甑島で見たクロツの住む環境にとっても似ています。という事で、駐車してチェックしました。崖が大きすぎて、肉眼ではよく見えないので、ここは双眼鏡の登場です。眺めてみると、ツメレンゲがしっかり生えていました。何かチラチラしていないか、端から眺めていきましたが、動くものなし。現在のクロツの南限は下甑島(鹿児島県)ですので、これも見つかれば、一挙にどーんと南限更新ですが、残念でした。ええ感じだったので、絶対おらんとは言い切れません。
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目的の地名に到着、ええ感じのクヌギ林を探してうろちょろした結果、それなりの林を見つけましたが残念、オオムラサキは飛んでいませんでした。極珍らしいので、一度のちょろっとした探索では、いないとは言い切れません。ミズイロオナガも変わっているとのことで、同時にチェックしていたのですが、これも見つかりませんでした。
いたのは、キタテハとムラサキシジミとダイミョウセセリ。
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ダイミョウセセリは南限近くの産地です。後翅の白帯が消失しそう。所謂、関東型に近いものっでした。図鑑には、西ほど白帯が太くなると書いており、現物と違います。世の中では、知られていないのか?、ちょっと面白い顔をしていました。

昆虫少年もクワガタを探して、やって来ていました。子供はクワガタのいる木を良く知っていると考えられ、ポイントとしてはまずまずだと言ってよさそう。
近頃はこんな子供たちを見かけません。小さなときから自然に触れてこそ、自然の大切さが分かるものですが。
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by shimabito3 | 2006-07-04 21:13 | Comments(7)
2006年 07月 03日

九州の端っこ

7月1日の鹿児島です。九州の端っこは鹿児島県。薩摩半島と大隈半島、どちらがより南か言えば、大隈半島です。
でも、アクセスが悪く訪れるにはちと遠いため、初めての大隈半島でした。せっかくなので、その端っこ、佐多岬に行ってみました。しかしまぁ、突端へのアクセス道路が有料、往復1000円も取られてしまいました。さらに車を止めての最終アクセスも100円必要です。道路は私道らしいので、維持管理にある程度のお金が必要なのかもしれません。でも、これでは人がやって来ません。商売としては、とても苦しそう。岬の途中のレストラン、展望台は崩壊寸前でした。その分、人の手があまり入っていないため、森はダイナミック。かなりいけています。急峻なため、入り込むには根性がいりそうです。
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端っこコレクターとしては、押さえておきたい、1枚。日本本土最南端の表示です。
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どこが端っこかよく分かりませんでしたが、多分ここです。ええ感じ、気に入りました。
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逆サイドには、開門岳が見えました。薩摩富士、残念ながら傘をかぶっていました。
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by shimabito3 | 2006-07-03 23:12 | Comments(2)
2006年 07月 02日

クロツバメシジミ@生月島・長崎県

7月2日 当初の予定では、1日は熊本に一泊して、あれやこれやの探索予定でしたが、大雨の予報。こりゃだめだと自宅に戻りました。朝起きると雲が多いものの何とかなりそう。ネットで最新の天気を確認すると、九州北西部がましな感じです。近場を探せ!のミッションを受けていたのですが、曇りでは無理そうなので、先々週の続きをやりに生月にGo!

何やかやで現地着。前回見つけたタイトゴメの確認からです。黄色い花を沢山つけているので今時はとっても目立ちます。記録の有る島なので、えささえあればいる可能性は大有りです。ということで、見つけちゃいました。自己的新産地です。記録の有る場所とも微妙にずれています。道路に転がって撮影。とても飛び古した個体でした。2週間前が出始めだと思っていたのですが、違ったみたい。それとも、2化は活動が活発ですぐこのようになってしまうのだろうか?タイトゴメは豊富に有るのですが、クロツは一つでしたので詳細は不明です。
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道路にあふれたタイトゴメです。何処からか運ばれてきて増えたのでしょう。タイトゴメは乾燥に強く、ちぎれた破片のような状態でも根を出してきます。本来の環境はこのような崖だと思います。
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風光明媚、景色も美しい。
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次に記録のある地名に移動。ここもタイトゴメが沢山生えていることは確認済みです。ところが、一つも飛んでいませんでした。また移動で、大バエ灯台に行きました。観光地ですが、シルビア、クロツ、タイツが住んでいます。今は時期では無いので、タイツはいません。灯台付近には無数のトンボが飛んでいました。
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ごみのように見えますが、トンボです。空はこのようにどんよりしていますが、時々日がさすお天気でした。クロツ親は、ここにもおりません。タイトゴメちぇっくをすると小さな幼虫が付いていました。時期がおそかったみたいです。急峻な崖に生えるタイトゴメをえさにしているので、恐ろしくて詳しくは見れませんでした。
ここのタイツは採集禁止、保護されることが決まっています。さて、どんな手立てがなされるのだろうか?明るすぎても暗すぎてもだめな植物遷移の途中が好みの蝶です。環境を維持するのは適度な人の手が必要だと思われます。
シルビアはおりました。と言うことは、近所の”もしかして”の場所も確認しなくちゃ。
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また移動です。数年前、タイツを探したときに見つけた場所が気になっていました。その時は、クロツの意識は無く、シルビアを確認しただけに終わったのですが、タイトゴメも有りそうな環境だと記憶していたのです。何処だったかな?と車を走らせていると、別のそれなりの場所に遭遇。おるかな?とのぞくとクロツが飛んでいました。自己的新産地2です。カメラを準備している間に逃亡されてしまいました。きれいだったのに残念。
タイトゴメを見ると卵が付いていました。肉眼でははっきりしませんでしたが、既にぬけています。幼虫も発見。蟻さんに守られていました。
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その後、本命の場所にたどり着き、どうやろ?と歩くとチラチラあちこちに飛んでいました。自己的新産地3です。しかし、どれもこれも飛び古しており、完全に時機を逸したもよう。ま、記録的な画像ですので、今がわかれば十分です。
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こんな画像も撮れました。♀にアタックしていたのですが、嫌われていました。お尻をちょっと持ち上げると手も足も出ないみたい。ご苦労様です。
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by shimabito3 | 2006-07-02 20:36 | Comments(3)