虫とり日記3

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2006年 07月 01日

タイワンツバメシジミ@大隈半島・鹿児島

7月1日 天気予報を見ると九州の南部のみが天気がまし。という事で、鹿児島を目的地に設定。時期的には早咲きのシバハギをホスト植物としているタイツが丁度良いはずです。詳細は知らないので、お助けヘルプ・教えてくれくれと情報を入手、出発です。

島に行けばまだまだたくさんいる場所も有りますが、全国的に見てもずいぶん数を減らしているタイツです。長崎県の生月島の本種は、保護の対象になるそうです。
そんなタイツですが、通常は8月末に咲くシバハギの花を幼虫が食べるので、親の飛ぶ時期は8月末からです。ところが、大隈半島の一部には早咲きのシバハギがあり、それに合わせて丁度今頃1化めのタイツが発生、その次世代か、時期がずれた別の個体群かは不明ですが、8月末から、いわゆる2化と呼ばれる個体が発生すると図鑑に書いてあります。本当!?、そんなことが有るの?と自分の目で確かめたかった事例のひとつでした。

大隈半島はとっても遠い。ワールドカップサッカーをラジヲで聞きながら車を走らせます。
なんやかんやで、現地着。どこにおるんやろと歩きます。とてつもなく暑く、頭上をツマベニチョウが飛びます。植生も南の島みたい、大隈半島は初めて訪れたのですが、けったいな甲虫が生息するのもうなずけます。
何度目かに入ったそれらしい環境で、シバハギを発見。きっとこの近所におるはずと丹念に探した結果、おりました。念願のタイツです。やっぱり、図鑑は嘘を書いていませんでした。見た目は秋のものとぜんぜん変わりは有りませんが、自然はできるものは利用するという事を実地で体験できました。実に不思議。
とっても少ないので2週連続して玉砕するかもよ、と言われていましたが、確かに少なく、出会えてかなりラッキーといえましょう。日頃の行いの良さだな、うん・うん。
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発生している証拠に交尾画像です。
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ネジレバナで吸蜜場面です。これならば、秋じゃないという雰囲気が感じられるのでは
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by shimabito3 | 2006-07-01 22:41 | Comments(7)