虫とり日記3

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2007年 11月 25日

ウラゴマダラシジミ@高森町 熊本県

11月25日 サイゴク・ヤナギイボタ修行中。
これでOK-万全と思えないと、厳しいエリアに行っても、時間の無駄になりそう。
ということで、今日は、どこかで記録を見た高森町をターゲットとしました。大字ですので探すエリアは膨大です。ここを起点にうろちょろと企画していましたが、現実は甘くありませんでした。



九州といえど12月間近、阿蘇周辺の内陸は冷え込み、車の温度計は、マイナス1℃を示しました。道路は霜でキラキラ、ちょっとびびりながら走行。北海道の前田さんに笑われそうですが、滑りやすい路面になると安全運転な私です。これは雨の時も同様、車は加速・停止が基本、これが崩れる状況下ではかっとべません。

何処かにウラゴはいるはず、と環境を探ります。高森町といっても広い、探索場所は、阿蘇5山のひとつの根子岳をこのように見渡せる場所でした。景色はとってもよく、歩くには最高!。
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紅葉もええ感じ、ブルーの青空・太陽サンサン、気温が低いのですが寒いとは感じませんでした。沢山歩いたので暑かったと言うべきでしょう。
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この近辺、別荘地がやたら多く、まとまった林がありません。一見きれいなのですが、在来の木を切って、植栽していました。また、川を何本かチェックしましたが、防砂ダムとして利用されており、そんな、川底は砂(火山岩が風化したもの?)です。伏流水になっているのでしょう、水はなく、」歩きにくいダート道みたいでした。阿蘇山の治山事業ですので、致し方ないのでしょうが、不安定な土地を安定に保つ事は、不自然なことだと感じました。


うだうだ書いているので、こいつ、ぬるったな!と思われた方もいるでしょう。
ハイ、今年の卵は見つかりませんでした。
しかしながら、痕跡は発見。私の感覚ではタダイボタに見えるのですが、いかがでしょう?
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修行の方向とは異なりますが、目的はウラゴ探索なので、臨機応変に対応したと、個人的にはOK評価です。こんな、今一歩な環境に、
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イボタがそれなりに生えており、
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去年の抜け殻を発見、合計5卵塊、時既に遅し・・・・でした。
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がさがさやっていると犬が吠えます。挨拶をすると怪しい人物と思われたようで、夫婦でやってきました。これこれしかじかと説明をすると、なんと言う蝶?と聞いてきました。『ウラゴマダラシジミ』と答えると、おばちゃんのほうが、聞いたことない・とぽつり。そりゃそうやろうと思ったのですが、今考えると、この近辺、オオルリシジミが住んでいるので、蝶の保護に対して何らかの意識があるのかもしれません。

生きた卵を見つけられませんでしたが、生息を確認できたので、高森町に色を付けましょう。今シーズン中にちゃんと見つけたる!と言う意味を込めての塗りこみです。
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by shimabito3 | 2007-11-25 21:33 | Comments(4)
2007年 11月 18日

ウラゴマダラシジミ@産山村 熊本県

11月18日 寒い日曜でした。親蝶もいよいよ終わり、ウラゴシーズンです。先週、ヤナギイボタ、サイゴクイボタを学んだので、復習するために、産山村を目的地としました。フィールドで見つかれば頭にインプットされたと言ってよいでしょう。何をいまさらヤナギイボタだと言う声も聞こえてきますが、ウラゴを探し始めて3年目ですので、覚えることが沢山なんです。

何やかやで現地着、歩いて探してみます。木がでかいので上を見ながらうろちょろ、あれか、これかと似たような木が多い中、もしや?と近づいたらヤナギイボタでした。ごちゃとして見にくいのですが、コレです。
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葉っぱです。
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川の横から出ているので、川底からは5、6mでしょうか、登ってチェック。ウラゴの卵が付いていました。昨シーズンは、探して見つからなかった産山村、植物をきっちり押さえないと探しものは、見つかりません。
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その他を回って、ヤナギイボタを自分の物にしようと移動です。ですが、さっぱり見つかりません。歩いているとサイゴクイボタがありました。尖った葉っぱに、紫ががった芽です。これは大木にはならない雰囲気、タダイボタと同じイメージで探せます。
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そんな目で見るとソコソコはえていました。木の大きさが違うと視点が異なるので同時に探すのは困難です。抜け殻はありました。かなり根気よく探したのですが、今年の卵は見つかりませんでした。ま、実地で両イボタを確認できたので、上々の出来でしょう。
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帰りに波野村でも実地検証、ヤナギイボタを発見。これかな?と見て、当たりを引けましたので、頭にインプット完了です。これで、世界が広がりました。

復活、ウラゴマップ・熊本県です。見つかった場所今シーズンは、グレーを少し濃くしました。産山村、記録あるのかいな?、知らないだけで、あるんだろうな。
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by shimabito3 | 2007-11-18 21:27 | Comments(13)
2007年 11月 14日

集い前のウラゴ調査@旧・山国町 大分県

11月10日 九州虫やの集まりの定刻は4時ですので、ウラゴを探してから現地に行こうと思っていました。探す目的地は、集合場所近くと考えていたのですが、走っていると気になる所はあるもので、そのつど止まって探してみます。歩いてみると、なんとなく違うなと感じる場所がほとんど。そんな場所はちょろっと見て移動です。
そんな感じでうろちょろしていると、ココはええんちゃうか?と言う雰囲気の場所に出会います。そこにイボタが有るとしめたもの・・・・・・、そんな場所がありました。まだまだ青い草が多いので探しにくいのですが、イボタをチェックしていきます。一通り見て、おらんなーと諦めかけましたが、付いとるんなら、このイボタやろ!と一番条件が良かった木を再チェック、よくよく見てみるとウラゴの卵がありました。目立つ卵なのですが、見落としが多いということ実感したのでした。記録のある市町村で、私も近くで産地を見つけたエリアでは有りますが、地名的には自己初、多分新産地では!?と、思っています。こんな木でした。
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気分を良くして移動です。まだまだ探す手も’あり’ですが、まず発生地であることを確認できればOK、孵化しなければ幼虫を探しに行きましょう。先も長いことですし、数を欲張れば飼育ができなくなります。
それからもういっちょ、同じ旧・山国町、去年見つからなかった地名に転戦しました。移動の途中の同地名でイボタ発見、ウラゴを見つけちゃいました。既存産地ではありますが、これはこれで嬉しかった。
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by shimabito3 | 2007-11-14 00:28 | Comments(6)
2007年 11月 12日

ヤナギイボタなど

ウラゴの調査をする上で是非とも覚えないといけないイボタにヤナギイボタとサイゴクイボタがあります。両種ともタダイボタと比べると大きくなることは知っていますが、どんな木かしっかり認識されておりません。新芽の時期では、それなりにイボタらしく見えたので他の木と区別できましたが、成葉の状態での全体の雰囲気を掴みたいと思っていました。百聞は一見にしかずと言うように、図鑑やネット上の画像では分からないものです。

これが、ヤナギイボタの葉っぱです。タダイボタと全然違います。
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下から見上げて1枚、この木の樹高は、5mくらいでした。
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サイゴクイボタも教えてもらいました。こちらは、とがった葉を持つイボタという雰囲気でした。両種とも自分でこれは?と近づいて発見できましたので、頭にインプットされたと言ってよいでしょう。近いうちにフィールドで復習しようと思っています。ちなみにこれがタダイボタです。
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教えていただいて、とっても感謝です。これで、阿蘇以南のタダイボタが無いと言われるエリアに行く準備が整いました。
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by shimabito3 | 2007-11-12 23:45 | Comments(4)
2007年 11月 11日

九州むしやの集まり

11月10-11日 この週末は九州虫屋の集まりでした。Muraさんのご紹介の大分在住のKさんから、こちらにこられるならとお立ち寄りくださいとのお話をいただいていたのですが、集まりに参加していたウラゴ好きの方から、サイゴクイボタ、ヤナギイボタを教えていただくためにフィールドに出てしまいました。ご挨拶せずに申し訳ありませんでした。

集合場所は九重の温泉、○十年ぶりの先輩や知人にお会いできました。とっても懐かしゅうございました。
Oさん、お誘いいただいてありがとうございました。小学・中学の先輩だったのですね、世間は狭い。
neptisさん、お初にお目にかかりました。別刷り、ありがとうございました。今後も注目しておりますし、私も目を配りたいと思います。
Oちゃんさん、ヤナギイボタありがとうございました。九州の虫やは、やっぱり優しい。
Oさん、サイゴク、ヤナギ、マスターしました。今後は大野川以南に進出可能です。
このブログをご覧になっている方もいらっしゃいました。気恥ずかしいのですが、今後もよろしくお願いいたします。何か、コメントをいただけるとありがたいと思っています。今後の参考になる情報もいただけました。とっても感謝です。
久々に自分としてはたらふく飲みました。にも関わらず目覚めはすっきり、好きなことをしていると精神状態がよく、代謝も良いようです。本当にお世話になりました。

さて、集合時間は4時だったので、寄り道した画像をご紹介しましょう。
まず、個人的にはとっても嬉しかった、大分県日田市のクロツです。合併前のオリジナルの日田市産、これまで何度と無く見ていたのですがおりませんでしたので、今回が初対面。こんな顔のクロツで、イワレンゲを食っています。居なくなったと思っていたのですが、ちゃんと残っていたのですね、良かった。
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もういっちょ、大分県・旧山国町のクロツです。どんな感じかな?と見てみると、かなりお疲れになっている個体が1つだけ・でした。ヤマクロツはさすがに終わりですね。
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by shimabito3 | 2007-11-11 23:04 | Comments(6)
2007年 11月 07日

赤いツマグロキチョウ@福江

日曜に書いたようにカワラケツメイは黒い実が弾けておりました。これを食べるツマグロキチョウは発生地を離れた個体が多いようで、海岸線を含めて、あちこちで見かけました。
今年は、本種を見る機会が多く、表後翅黒紋は有ったり無かったりと変異が多いと見ていて気がつきました。
裏面の地色もさまざまで、薄い個体から赤い個体まで色々です。対馬産は赤いと聞きましたが、実見した過去の個体は、普通?でした。多分、バリエーションなのでしょう。福江の赤いツマグロです。
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by shimabito3 | 2007-11-07 00:53 | Comments(3)
2007年 11月 05日

福江島の虻さん。

上五島の虻は、目指せギネスさんのブログで見せてもらっています。いろんな種類がいて、その識別はとっても難しそう。門外漢の私は、蝿と虻の違いもよーわかりません。ほしぼしさんを探して上がった岡の上の風が当たらない場所で虻が居たので、いっちょ撮ってやろうと思いました。
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これは蝿?
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ちっこい虻はかわいいけれど、撮りにくい。
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by shimabito3 | 2007-11-05 20:58 | Comments(7)
2007年 11月 04日

迷蝶探し@五島・福江島 長崎県

11月4日 今年最後の迷探しになるかな?とお出かけです。さすがに11月、風が冷たい。もう本当に最後だと実感して終了でした。近所での今後の探索はウラゴにシフトですね。

エアーで一っ飛び、福江へは、出発・到着とも対馬と同じ時間帯です。対馬への飛行機は寝ているのですが、福江はものめずらしく、窓際の席で外を眺めていました。ジェットなのに、低空飛行?、島々を眺めての飛行は素晴らしいものでした。
不案内な福江はナビ付のレンタカーでうろちょろ、まず過去に出た場所に向かいます。”日本の迷蝶”を見ても記録がありません。確実に発生したのですが、誰も発表していなかったんですね。その当時の私は訪問が遅かったため、後の祭り、居ませんでした。
こんな場所です。乾いた土に冷たい風が当たります。なーんにも飛んでいませんでした。
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カワラケツメは種が弾けて真っ黒、最後の羽化個体が出ている季節ですが、この気温では、もしいたとしても飛ぶ可能性は低い。
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駄目じゃこりゃと、クロツにしようと転戦決定。海岸線を環境を見ながら探しました。走って感じたことは、海岸線ぎりぎりまで木がでかい。クロツの住む環境は見つかりません。
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砂地の海はとってもきれい、でもね。
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いそうな場所は既産地でした。
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クロツはいっちょだけ、気温が低いのにえらく敏感でこんなのしか撮れませんでした。
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ちょこっとええ蝶はアオタテハモドキ、11月の五島のアオタモ、かなり遅い記録だと思っています。
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これだけで終了、満足度は低いものでしたが、なんたってたって11月、親蝶と遊べただけで良しとしましょう。
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by shimabito3 | 2007-11-04 22:23 | Comments(8)
2007年 11月 03日

迷蝶探し@島原半島・長崎県

11月3日 文化の日です。晴れの特異日だそうで見事な快晴。ラジオは、行楽日和だと言っていましたが気温は低い一日でした。

九州道→長崎道と乗り継いで大村インターから降りました。この近辺、1970~74年にかけて多数の記録があります。白水先生の日本の迷蝶から地名を拾うのですが、地図を見てもちっとも場所がわかりません。地名が変わってしまっていたのでした。なんせ。30年以上前の話です。
ネットで調べると大部分は海に近いエリアと判明、現在は開発が進んでおり、カワラケツメイが生えている気がしませんので、山の手を調査してみることにしました。○○パークとか、ゴルフ場を目印に、適当な荒地があれば駐車、チェックを入れていきます。こんな場所が候補地です。基本は草で覆われていない、乾いた固めの土が見えている場所です。
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こんな場所にも上がってみました。眼下は大村市街地、長崎空港が浮かぶ大村湾の向こうは、西彼杵半島、こっちのほうが探すのにええんちゃうか?との意見がありましたが、私は島原半島を選択しました。根拠はありません。
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雲仙市、南島原市と探していきましたが、見つかったのは、ツマグロキチョウだけでした。
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闇雲に突っ込んでいっても中々見つかるものではありません。アカタテハの影の長さからわかるように夕方になってタイムアップ、お疲れ様でした。
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最後に旧加津佐町のクロツの産地付近、向こうのうっすらとした山並みは、天草です。天草の方がベターだという声もありましたが、ええんです。私が決めた行動ですので、いなくても諦めがつきます。
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by shimabito3 | 2007-11-03 21:54 | Comments(15)