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2008年 12月 16日

ウラゴマダラシジミ@旧・荻町 大分県

土曜はチャレンジの日として、探索を目的としてうろちょろ中。見つからなくても、1日なら我慢ができる。
狙いは、大分県旧荻町。ウラゴの記録がない旧市町村です。阿蘇の南ですので、ただのイボタは無く、サイゴクイボタかヤナギイボタ、もっか修行中の食樹です。
結果は、見つかりませんでした。サイゴクイボタはそれなりに生えていたのですが、みごと坊主、おりそうだったけれど、残念。
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親の時期に行けば飛んでいる可能性もありそうな場所でした。
大野川源流の碑といものがありました。
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白水の滝、なかなか見事。
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昼すぎに雨が落ちだして強制終了でした。
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by shimabito3 | 2008-12-16 23:40 | Comments(4)
2008年 12月 09日

島々三昧@南大東島 沖縄県

12月6-8日 世の中の不景気を受けて、お客さんがお休みになりました。普段の祝日は、休日出勤になっているので、その代休をとるチャンス、3連休としました。と言うことで目指すは南、個人的お初の島、南大東島に行くことにしました。那覇から空路400km、太平洋に浮かぶ島、台風の時によく耳にすると思います。

6日の朝は冷たい雨、福岡空港に向かって高速を走っていると雪になりました。寝るときは雪による通行止めを恐れていたのですが、速度規制のみですみました。福岡県警がその速度規制を表示しながら走っていたのでノロノロ運転、正しくは制限速度を守りながらの走行、早めの出発で良かった。

那覇での乗り継ぎは15分、とっても効率が良くって嬉しくなりました。
南大東に向かうRAC便はバスにての搭乗です、そのバスに乗り込むと知った顔、大阪のYさんでした。ホテルも同じでしたのでいろいろお話でき、あんなことやこんなこと、とってもためになりました、ありがとうございました。Yさんは、ビデオで蝶を撮影している方で、現在263種だそうです。与那国ルールだと262種だそうですが、とってもすごい、私は、そんな種類数を国内で見ていません。ネットに収めるだけでも困難ですが、それをビデオに収めるなんて驚異的。現在、ハイビジョンで撮影しなおし中だとか、恐れ入りました。

今回の目的はハマヤマトシジミ、ヤマトシジミによく似た蝶です。昔はやいまに普通にいたそうですが、今はいません。なぜ、いなくなったのか?理由は定かではありません。採集圧にさらされるような種ではないので、環境に敏感なのかも知れません。いずれにしろ、私は遠い昔、学生時代に竹富島で見たのみです。

さて、南大東に到着して送迎バスに乗っかってお宿に到着、まずは腹ごしらえです。kenkenさんに大東寿司と大東そばのお話を伺っていたので、贅沢にもセットで注文しました。私が撮影していると、Yさんもビデオに収めていらっしゃいました。やることは同じだ。
この大東島は八丈島からの人が開墾したそうで、沖縄にありながら、やまととのチャンプルー文化、普通の沖縄とはちょっと違う感じがしました。今思い返すと話し方もちょっと違う。大東寿司はそんな文化の現れ、八丈寿司と同じ、づけのお寿司でした。

文章はひと段落、画像でご紹介しましょう。
何時ものようにチケット、RAC(琉球エアコミューター)の乗り継ぎはしっかりしたチケットケースに荷物の引換証を貼り付けてくれます。
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これが飛行機、プロペラ機です。マニアの方がいらっしゃるようで、飛び立つ雄姿を道からでっかいカメラで撮影していました。
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空港、さっぱり系です。お土産物屋は小さなものが一つだけでした。
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大東寿司と大東蕎麦のセットです。ちらっと写っているのがYさんです。
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忘れてはならないのが大東犬、大東島には2頭しかいなくなってしまったとか。日本犬の顔立ちに足が短いのが特徴だそうです。本物は見られませんでしたが、血筋を引いていそうなワン君はチラホラ見かけました。
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お宝マップという物を購入してうろちょろしたんですが、島のものを島外に持ち出さないようにと書いてありました。そんな風に書いてある案内図は初めて、そんな風土なのかも。たとえ虫とは言え、ネットを持ってうろちょろしていると変な感情を持たれるかもと、集落内では極力ネットを持たないようにしました。杞憂なのかもしれませんが、地元の方とは仲良くしたいと思っています。
これがそのマップ、300円はちょっとお高いと思うのですが、地図&情報は重要です。
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Yさんに案内してもらって、ハマヤマトの発生地に連れて行ってもらいました。実際は向かう途中の畑の隅にもチラチラ、あっけない出会いでした。濃いブルー、とってもええ蝶です。幼虫の餌であるイヌビユはちょぼちょぼ見られ、餌の多さがハマヤマトを支えているのだと感じました。多分放浪の蝶、あちこちに群落がないと存続できないのかもしれません。初めの畑、帰りにはすっかりイヌビユは抜かれていました。島民にとってはただの雑草、致し方なしですが、もし、ハマヤマトを保護しようと思ったら、その餌であるイヌビユは必須、雑草を増やすなんてことができるのかなと思ったのでありました。適度に土をひっくり返して荒地を作り、イヌビユを残して適度な除草をするといった事は意外に難しい。

レンタルバイクでうろちょろしたのですが、平坦な島、道はダートな農道を含めて沢山、コツを掴まないと迷子になりそう、目印がないので困ってしまいます。集落の近くに来ると、製糖工場の煙突が良い目印、南大東に行った方は、見覚えがあるのでは!と思っています。
製糖工場です。
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こんなサトウキビ畑と水路と似たような風景、どこにいるのかが分からなくなってしまうのです。
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ここで、ハマトシジミをご紹介しましょう。ふしみやさんのコメントにあるように、確実にみるなら大東島です。ヤマトシジミとは全然、ちゃいますよ。
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このハマヤマト、地這シジミと言われるだけあって、低空をちょこまか飛びます。ヤマトシジミほどの高さをシルビアシジミの速度で飛ばれると曇りの日ではすぐに見失ってしまいます。お日様があると影ができるので目で追う事が可能になります。
この時期特有なのかも知れませんが、日がかげると活性がぐっと落ちるようです。居そうだけれどなんでおらんのやろ?と言うイヌビユの群落でも、日がさしていたならば飛んでいたかも知れません。
画像からも分かるように土の上が大好きです。地面に止まってすぐに開翅しますので、撮影はさほど苦労しませんでした。昼間は飛び続けるとも聞いていましたが、天候や季節によって変わると思われます。ただ、前述したように地面の上の「静止なので、あまり美しくありません。葉っぱの上、特にその餌であるイヌビユに止まるチャンスは少なく、追いかけて、やっとこさ撮ったイヌビユ上のオスの画像でした。眠についた個体と、吸蜜個体も一緒に。

メスも貼っておきましょう。冬になると青さが増してきます、これがまた美しい。もっと寒くなるともっと青くなると想像しています。青の色と大きさのバリエーションもあるそうで、そんなところもお楽しみの蝶です。
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他の蝶では、もともと分布する種類数が少ない島、しかも冬ですので多くは見られませんでした。例えば、ウラナミシロチョウ、産卵していました。ハブソウではなさそう、何もんでしょうね。
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ナミエシロチョウ、冬は白くなります。これはこれでええもんです。
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ウスイロコノマチョウ、数は見ましたが近づきにくく、ほとんどが逃げられました。

ここでハマヤマトシジミの食草に関して
南大東島では、町角、
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畑横
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、サトウキビ畑の脇
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などで見られました。
こんな群落もみられました。
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荒地の草であり、この存続にハマヤマトの運命がかかっています。

観光に戻りましょう。お宝マップに書いてある場所を訪問してみました。
星野同、東洋一の鍾乳洞だそうです。中に入ろうと思ったけれど、管理者がおらず鍵がしままったままでした。
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ゴジラ岩、ちょっと無理がある。
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海辺ではなく、島の中央にあることが珍しいとのこと。
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バリバリ岩、プレートが動いている証拠だとか。
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大東神社、ウィキペディアに書いてあることをコピペしたのが、以下です。
『1900年、玉置半右衛門率いる大東諸島開拓団が南大東島への入植事業を開始した際、製糖事業を営む玉置商会により創建された。神社のすぐ近くには、開拓団の沖山権蔵が島内で最初に発見した淡水池・権蔵池がある。

祭神は北大東村の大東宮と同様、天照大神。境内の森は夜間、フクロウ科のダイトウコノハズクや国の天然記念物に指定されているダイトウオオコウモリ等が飛び回るため生態観察に適している点も大東宮と共通である。この他、境内には環境省レッドリストに絶滅危惧IA類で掲載されているダイトウシロダモの群生地がある。

例祭
北大東村の大東宮と同様、9月22日から9月23日にかけて開かれる(本祭は23日)。但し、サトウキビ栽培が北大東よりも大規模に行われていることを反映し「南大東村豊年祭」(みなみだいとうそんほうねんまつり)と豊作を祈願する名称となっている。』
ダイトウシロダモ、見損ねてしまいました。
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島内の集落がそれぞれ御輿や山車で練り歩くスタイルは沖縄県では珍しく、八丈島からや、沖縄県の他の地域からの移住者の文化が融合した独特の祭事となっている。境内では八丈太鼓と三線の演奏に合わせて沖縄角力と江戸相撲の奉納演舞が行われる。

北港の風景、なんだか要塞みたいな石壁に覆われていました。
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ここから、北大東島を眺めることができました。
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西港、岸壁に潮が当たっている風景が見られます。芝生の公園があり、キャンパーがテントを張っていました。学生時代はあんなふうに、過ごしたこともあります。好きなだけ旅ができたらどんなにええことだろう。今、そんなことをすると・・・・
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ケンチャンストアです。これは、観光地ではないですが、見てみたかった。
アンパンマンが少し薄れてきているみたいです、ふしみやさん。
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ダイトウオオコウモリのトイレ
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そう、南大東でもう一つ見たかったものが、ダイトウオオコウモリでした。おなかの毛は茶色をしていますが、首から胸にかけては黄金色をしています。琉球列島にいるオオコウモリのうち、いちばんきれいな色をしているといわれています。初めの夜、夕飯前にウトウトしていると、Yさんからコウモリがいるとの電話をいただきました。カメラを持って現場に行くと木の上に一匹、残念ながら撮影失敗、見られただけでも良かったと話しながら、宿に戻っていると、軽トラのおじちゃんが、コウモリみたいなら後ろにのりな!と声をかけてきました。渡りに船です。懐中電灯が必須だそうで(持っていなくてコウモリを見ようとしている人は素人だそうです)、ホテルで借りて、コウモリが来る木に連れて行ってもらいました。そこは、昼間、花が咲いていると思ったナンヨウサクラの木でした。懐中電灯で照らすと、コウモリが蜜を舐めていました。天然記念物なので、人が悪さをしないと知っているらしく、明るくしても逃げないそうです。見放題のコウモリ、ええもんでした。2日連チャンで見に行ってしまいました。
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大満喫の3日間、光に見送られて帰路についたのでありました。
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by shimabito3 | 2008-12-09 18:18 | Comments(21)