虫とり日記3

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2009年 04月 08日

その後

動いた記録を残しておきます。

4月4日(土曜) 天気予報では曇りでした。出発時の小雨が、結局止まず。カメラを出しすには危険なお天気でした。孵化しなかったウラゴの再確保を狙って、大分県・旧野津原町へ直行。
卵探しのと時はさらっとしか見てい無いので、ウラゴは残っているはずです。傘をさしてチェックしました。
32卵見つけましたが、孵化していたのは8個、幼虫を発見できたのは3個。
まだ小さく、どこかの枝に止まっている可能性が高いのですが、枝は折らずそのまんまにしてきました。来年も産んでくれるでしょう。
今まで旧直入町は、沢山の産地が記録されているのでパスしていました。実際に探してみると、意外に見つからない。あれ~と返り討ち、雨の中、藪の中に入りたくないと言うハンデもありましたが、見つからず。
それでも靴はぐっちょぐちょ、足がふやけました。

4月5日(日曜)福岡県内ウラゴの新市町村を出そう!朝倉・杷木町をうろちょろ、見つからず。天気が回復したのでスギルリに転戦するも見ず、残念な結果。収穫はヤマトスジグロシロチョウでした。福岡県内では分布が限られます。

4月11日(土曜) 備後ギフを見たい!と広島県尾道市にお出かけしました。
おねだりしてポイントを教えて頂いておりました。カンアオイはあるのに姿なしの場所が多いなか、やっとビンゴでビンゴ。ありがとうございました。無理やり尾根に上がると道が有っておばあちゃんが落ち葉を集めていました。ご挨拶すると、お茶でも飲んで行かんといわれました。他でも家で行き止まりの道で、一言断ってUターンさせてもらうと、親切なこと。優しい人が多いビンゴでした。ちなみにビンゴギフ、おっぽが短いのが特徴です。

4月12日(日曜)山口県阿武町にギフを求めて出撃。記録が途絶えている市町村です。タイリンが生えるなかなかの場所を見つけていたので、晴れの日を狙ったのですが、結果はハズレ。それなりにしんどい急斜面、あそこにもう行くことはないかな。天気の良い日に待ちぼうけをくらいました。もったいないと言えばもったいない1日でしたが、いたし方なし。強者は瞬時にいる、居ないを見極めるそうですが、私にそんな判断力はございません。

4月18日(土曜)卵は見つけたもののうまく育たなかった大分県武蔵町のウラゴのやり直し。新産地1か所、今シーズンに卵を見つけた場所合計2か所で幼虫確保。羽化させられれば、記録のある大分県の市町村コンプリートです。

4月19日(日曜)何時もの日帰り対馬。ツマキチョウが亜種として書かれたので、ほんまにちゃうの?を確認したかった。相違点を教えていただいて、たしかに見分けられる。標本をよく見ている人はエライ!と思ったのでありました。クロツはスレ混じり、ミヤマセセリボロ、今年の春は早い。黒系アゲハは復活の兆し。いつ見ても対馬のミヤマカラスアゲハは美しい。

4月24日(金曜)ゴールデンウィーク突入。春のデカビアを探した初日。福岡のシルビアは厳しいんです。
4月25日(土曜)デカビアを探したものの天候が回復せず、オイル交換で終了。
4月26日(日曜)鹿児島県獅子島へクロツを探しに。天候回復のはずが寒い1日。何とか草にしがみつく1♂を見つけて撮影。高速1000円じゃなかったら行かなかったでしょう。
4月27日(月曜)記録なし。何もしなかったのかな?
4月28日(火曜)長崎県奈留島へメンタマクロツの探索。・・・・見つからず。
4月29日(水曜)お仕事な一日。中間にお仕事&飼育中なので遠出ができない2009GWなのでした。
4月30日(木曜)またまたデカビア。今後の候補地確保です。
5月1日(金曜)福岡県新市町村ウラゴ、またまた敗退、デカビアも敗退。
5月2日(土曜)高速1000円を利用してオオルリ、GW&1000円効果は大きく早朝出発したものの渋滞。日頃運転していないと思われる人は危険だー。オオルリは季節のご挨拶で撮影。
5月3・4日(日曜)親元に顔見せ。たまにはね。そして私のGWは終了したのでした。

5月9.10日 GWはお泊りお出かけはなく、不完全燃焼でプスプスしていた所、悪い病気が出て、突発的に沖縄県西表島にお出かけ、週末やいまでした。
アカネアゲハの噂が有ったのですが、かすりもせず。
何は無くても、それなりに楽しめて、行って損はなしのやいまです。

5月16日(土曜)そろそろ迷の季節。鹿児島県南薩まで足を伸ばしました。砂湯に入ろうかなと思っていたのですが、チョウチョオンリーの行動になりました。同行者がタイワンアサギを確保、頂いてしまいました。とっても感謝です。鹿児島在住の方で、様子伺いの電話を入れたら一緒にとなったのです。
5月17日(日曜) 終日雨、ぐたぐたして終了でした。

画像なしでは寂しい・・・・
何処が見たいとのリクエストがあれば追加します。

5月23、24日 お泊りで対馬。対馬は何度も訪問していますが、宿泊したのは3回目かな?
目的はいろいろでした。ツシマウラボシシジミもその一つでしたが、まだでしょうと現地で偶然お会いしたyohboさん、anbow両巨匠のご意見でしたので、北部に行くことはありませんでした。

迷蝶を探そう!と南に車を走らせます。その途中にミカドアゲハは時期が遅いだろうと思いながら、マイポイントに寄り道しました。対馬のミカドアゲハは後翅裏面の中央帯外側の斑紋が赤色です。九州の他の産地は黄色いのに対馬だけ赤、不思議です。
食樹であるオガタマノキが少ないためか、生息場所が限られ、何処にでも居る蝶ではありません。どれどれとオガタマノキを見ましたが、飛んでいませんでした。
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付近を歩いていると、違和感が有るマダラが飛んでいます。
ナニモノ?と近づくとリュウキュウアサギマダラでした。南からのお客さんが、やっぱり来ていました。
追いかけましたが、オリジナル発生地の沖縄ではのんびり・へらへら飛んでいるのに、とっても活発。追いつくことなく飛び去りました。周りに仲間がいないと神経質になるのか、活発な個体だから迷蝶となって飛んで来たか?、チョウに聞かないと分かりません。
カラスアゲハもチラホラ。対馬のカラスは少ないと言われています。ツツジの季節(GW)はミヤマカラスアゲハ春型のピークで、カラスははしりが見られる程度、時期をずらしてカラスの本番を迎えるため、そんなとらえ方をされていると想像していますが、対馬のカラスはそんなに少ないものではない、と言うのが私の印象です。

移動しようと車を走らせると、yohboさんの車を発見。対馬の昆虫館の管理人さんです。ご挨拶のために近づくと、センダンの花でミカドを待っているとのこと。お邪魔虫をさせてもらいました。
お話をしているとミカド飛来、いい位置で中々吸蜜してくれませんが、パチパチ撮影。こんな感じ、翌日撮影したものも合わせています。
2枚目は葉がかぶっていますが、前述の赤が分かりやすいと思います。対馬のミカドの生態写真、何処にでも落ちているものではありません。
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しばらく遊んで、ここにリュウアサがいるのであればと、豆酘崎に移動しました。迷蝶といえば、南の端っこです。変なものが飛んでいないかと周りを気にしながら走行しましたが、白いゴマダラチョウが時々飛ぶくらいでした。今年は少ないみたいです。対馬のゴマダラチョウの♀の第1化の裏面は見事に白い個体がいます。飛んでいるのを見上げると、真っ白に見えます。ゆるゆると滑空するその姿はまるでマダラチョウ科のよう、なかなかええもんです。

豆酘崎は風が強く、迷蝶の姿はありません。雲も出てきてしまいました。前回(4月19日)に孵化し始めていたウラジロミドリシジミがいた柏の木を見てみると、葉っぱは大きく展開しており、幼虫の姿はありません。孵化が遅かったので、まだ幼虫おるかな?と思ったけれど、蛹になっているようです。時期的には当然でしょう。4月19日のウラジロです。
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海を背にゴマダラチョウ、太陽が隠れるとこのチョウも活動を止めるみたいです。ちっちゃ過ぎてよう見えませんが、エノキの上でテリ張り中というよりお休み中のようでした。
中央の黒い奴がゴマダラチョウ、海も空もグレーなのが惜しい。
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イボタの花も満開で、見ていると奥の大きな木に何やらヒョウモンが来ています。斜面を上がりましたが、到着時には姿なし。ヒョウモンは出始めているようです。
そうこうしていると、yhoboさんがいらっしゃいました。先ほどのミカドの木に何やら謎のマダラが現われたのこと。なにものでしょう?しばしあーだこーだとお話しましたが、結論は出ず。とっても気になります。
豆酘崎で少し粘りましたが結局なにもなし。先ほどのyohboさんの謎のマダラが気になってミカドの木に戻りました。そこでまたyohboさんとすれ違い、本日3度目のご対面でしたが、何も居なかったそうです。
時間も遅くなり、黄昏飛翔のアカシジミにターゲット変更。天気も回復して太陽が出てきました。豆酘にもおりますが、既に確認済みなので他の場所がええと北上です。万関橋を越えて、下島から上島に行きます。
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船を通すために削った運河だそうです。大船越だとか小船越だとかの地名が近所にありますが、昔は山を越えて船を運んだとか。
西日が当たるクヌギの上を何か飛んでいないか走りながら探しましたが何にも飛ばず。フライング?、そろそろ季節のはずだが。
今まで行ったことが無かった島山島方面へ。やっぱりおらん。対馬では海の斜面の崖にもクヌギが沢山あります。
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島山島にあった観光用の看板。対馬で3番目の大きさの島と書いて有りました。
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少し歩くとクロツ的環境、ツメレンゲが有るかな?と見てみると、生えていました。飛んでいませんでしたが、発生地に違いありません。新産地か?と対馬の昆虫館を見ると、既に紹介されていました。
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日もずいぶん傾いて1日目終了、宿に向かったのでありました。
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宿はくろいわ荘、2度目の宿泊でした。食事に行くと、私を含めて4人。2人組は明らかに釣り客、もう一人はなんとなく虫や風。あちらもそう思われたか、声をかけていただいて、お話しすると東京からの蝶屋さんでした。焼酎を飲みながらの蝶談義になりました。これも旅のお楽しみです。

さて翌日、久しぶりにお泊りの理由は、瀬渡しで属島に渡り、対馬のシルビアシジミの再確認をしたい!でした。記録のある島、人が簡単に行けないので残っている可能性が高いと私は思っています。
朝食をとっていざ出発、宿の目の前に船が来ると言うので待っていると、こんな船、私ひとりの割にはでかい。
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と思ったのですが、こっちとのこと。
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万関橋をくぐって、目的の島が近づきます。
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風向きによっては接岸できないこともあるとのこと。
小船だしよく揺れる。でも、ひっくりかえらないそうです。(当たり前)
島に近づくと、黄色い。なんとか着岸して、確認するとミヤコグサがそれなりに生えています。風が強すぎ、そもそも親の季節ではないので、帽子を押さえながら痕跡がないか丹念にチェックしましたが、何もありません。
前回来たときとは違い場所、こっちが本命でしょう。秋にもう一回来なくちゃ。
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タイトゴメがあり、クロツもいるのですが、この風ではいかんともしがたい。
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見つからないことが確定したので、携帯でお迎えを頼みます。行きよりも大きく揺れました。

ウラボシを見に行く予定にしていましたが、まだ未発生の意見もありましたし、なにより昨日の謎のマダラが気になります。と言う事で、ミカドの木に移動、ミカドと遊びながら待ちましたが、結局現れませんでした。
待つのに飽きて、奥に何かおらんか?と網をほっぽり投げて、カメラをもってごそごそした後に表に出ると、anbowさん、久々の再開でした。レンタカーと落ちた網、事故?事件?と古井戸や海に落ちたんじゃないかと心配されたそうです。いらぬご苦労・ご心配をおかけしました。人が知らない場所なので、誰も来るはずがないと思ったのが失敗のもと、今後は気をつけなくては。

anbowさんが帰られて、たくさんいるアオスジアゲハを見ていると、ハンキュウ型やん。過剰紋が出るタイプです。さらに、アオスジ外側にもうっすらと線があります。おもいっきりぼけておりますが。
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こりゃ面白いと他をチェックすると、こんなんおりました。ダブルアオスジです。
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対馬のアオスジの青紋の幅が広いとの指摘もあり、侮れません。
帰ってから画像をチェックすると、こんなのもいました、エサキ+ハンキュウ。
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このタイプ、yohboさんんも確認されたとのことで、ますます対馬のアオスジ、要チェックです。
シルビアは見つかりませんでしたが、それなりに楽しめた週末お泊り対馬でした。

やっと追いつきました。しばらく放置すると、生きとるか?と電話がきますが、ちゃんと生きています。
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by shimabito3 | 2009-04-08 19:58 | Comments(4)