虫とり日記3

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2011年 04月 30日

4月30日 広島いろいろ2

本丸はお仕事ですが、私は休む!と宣言してお休み。
会社のカレンダーは休日で、世間はGWですから。

顧客から電話が有りましたが、「お休みでしたか、それではGW後にやりましょう」とギリギリ、セーフ。

で、何処に出かけたかと言うと、天気予報が良いと言うので、先週の後半の行動、ギフ&呉市の島のウラゴをターゲットにしました。

寝ぼけて出発したので、コンデジを忘れてしまい、写真撮れないけれど、ま、いいかと今日は探索モードです。

高速を走り、広島県に入っても太陽は無く、これではギフ無理と判断し、直接呉の島に向かいました。
先週来た場所です。
お家に2幼虫いますが、ペアにしたいのでもう少し安全率をあげたい。
何たって、ココのウラゴ、標本がないかも、なんて言われると、確保したくなります。

この辺だったとチェックした結果、3幼虫みつけました。
これで、ぼうずはなくなりました。

これからが探索モードでした。これから探そうとしている島々は多分、記録がない。
見つかれば、島初記録の可能性が高い。
この、 と言う響き、なんて心地よいんでしょう。

と言う事で探していきます。
前にも書きましたが、チョウの幼虫が食べる木を探す事が基本です。
モンシロチョウは、キャベツなどのアブラナ科、アゲハはミカンと言うように、種によって幼虫が食べる草(木)が決まっており、ウラゴはイボタです。

さらにもう一つ重要な事は、環境です。雰囲気というべきかもしれません。
これは、経験しないと分かりません。と言っても、ウラゴは結構いろんな雰囲気の場所にいますので、
イボタを見たら、ウラゴを探せ!と言う格言があります。

ウラゴの匂いを嗅ぎながら、イボタを探していきます。
雰囲気が良くなると徐行をして、イボタを発見。

どうかな!?と見てみると、なんと、ウラゴの幼虫が付いているではありませんか。

よしゃー、大きくガッツポーズ。
お初のタイトルいただきです。
あんまりおらんやったけど。

ここで12時

次の島に向かいます。
もう、見つけたも同然の気持ちです。

車で走って、イボタ発見。
が、幼虫はいない。

そんなことを繰り返しましたが、自分で決めたタイムアップの時間15時になったので本日は終了。
この島、全体的に乾燥しすぎの印象をうけました。
いるかいないか?いる確率30%です。

次の島に向かいます。ここは過去にイボタを確認していますが、まず、地図を見て池があったので、目的地としました。全ての島に通じる事ですが、脇道はとってもせまい。
さらに、目的地に通じる道は、ほとんど車が走らないようで、落ち葉が降り積もり、落石が隠れていました。
パンクするかも、と、ドキドキ。
なんとか目的地にたどりつくと、思いどうりの環境にイボタが生えていました。
こりゃ、もらったぜ!と、探していきます。

お、食跡。

と期待しても、ケムケムか白いハバチの幼虫さんでした。
あー、おらん。

過去にイボタを確認した場所に移動しました。
その目で見ると、イボタが沢山生えています。

イボタありすぎ。

今が幼虫のサイズも手ごろで、一番探しやすい時期、6時近くまで探しましたが、発見には至らず。
でも、居そうな気がします。いる確率90%です。

ま、一度で全て完了するほど甘くはありません。

新知見ですので、ウェブに公開するのもどーかと思いましたが、報告の意味を込めてアップいたします。
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by shimabito3 | 2011-04-30 23:20 | Comments(13)
2011年 04月 29日

4月29日

今日のお仕事がうまくいったので、4月30日-5月3日が私のGWになりました。
小さくガッツポーズ。

上を見ればきりがない
下を見ればきりがない

現状を見極めて、出来ることをやりましょー。
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by shimabito3 | 2011-04-29 23:05 | Comments(0)
2011年 04月 28日

4月28日

世間は、GW前夜でしょうか?
東日本大震災が無ければ、昨日からお休みでした。

が、その影響を受けて、まだお仕事が続きます。
その影響は甚大で、フツーに戻るにはまだまだ時間がかかりそう。
ものが無かった時期は何もできませんでしたが、ものが動き出した時からが正念場になります。

書いても仕方が有りませんが、まぁ、そんなところです。

だからこそ、休みの日には思いっきりお出かけ、ストレスを山に捨てに行く、そんな言葉を聞いて私もだーと思っているのでありました。

GWなし!て訳ではありませんので、せめて休日は良い天気であってほしいと思っているのでありました。
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by shimabito3 | 2011-04-28 23:24 | Comments(4)
2011年 04月 27日

4月27日 森林型のウラゴ

ウラゴマダラシジミには二つのタイプがあります。

原野型と森林型です。
ウラガー1号さんは、学会誌では、以下のように森林型が規定されていました。

1.蛹の色が羽化間近まで緑色である。
2.成虫は全て黒化型となり、正常型は出現しない。
3.原野型比べ明らかに小型となり、勢力も強くなく、多産地もない。
4.原野型とは分布が重複する事はない。
上記の条件を一つでも満たしていないものは「原野型」としている。

ということで、条件を満たさないものは、翅表の色が黒くても、それは森林型ではなく、黒化型と呼ぶべきなんでしょう。
森林型は、熊本県と宮崎県、愛媛県と高知県のみに分布している事になり、あまり一般的ではありません。

原野型と森林型の違いを標本で見てみましょう。
まず、森林型、熊本県旧矢部町産です。
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次に原野型、熊本県高森町産です。
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全然ちゃうでしょ、一見して森林型は黒い。

そこで、本題。

1の条件、蛹の色が羽化間近まで緑色である。
蛹は緑といってもどのくらいミドリ?と思われる方もいると思っています。

この位ミドリです。
熊本県旧矢部町産、森林型の蛹です。
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こちらは原野型の蛹、大分県旧耶馬渓町産です。
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2の条件、成虫は全て黒化型となり、正常型は出現しない。
と言う事で、この標本は原野型の黒化型と言う事になります。
熊本県高森町(前述の個体と同産地)
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と、ここまでは定説です。
つまり、九州の原野型の産地(森林型産地の近く)では、稀に黒いのもいる。
本日記では例示していませんが、本州や四国では白いのと黒いのが適当な比で出る産地がある。
と言うことです。

ところがどっこい、森林型と言われる産地でも、まれに原野型に見える個体が存在します。
これは、森林型の白化型と言うべきなんでしょうか?
大変混乱してしまいます。

南限産地の大家Kさん、といえば、分かる方には分かる方からの購入品、
椎葉村の森林型の産地の個体です。
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だからウラゴ、難しくて楽しい。
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by shimabito3 | 2011-04-27 22:26 | Comments(8)
2011年 04月 26日

4月26日

広島県呉市からお持ち帰りの3幼虫の内、1幼死亡。
ここの個体群、弱いのかも。

悲しい

大分県のウラゴの大先輩と少し電話でお話した所、近くの島には記録が無いんじゃないの?との事でした。
これは、やりがいがありまする。
GWに調査ですな。
他にもいろいろやるべき事はありますが、未記録と言う言葉に弱い私です。
ま、アホです。

ちなみに、初記録の呉市の1♀は、強制採卵をさせたが、孵化しなかったそうで、世の中に標本が無いかも知れないらしい。
大事に育てて親にしなくては。

ここんとこの詳細、T-uragoさん、ご存知ですか?

さらにちなみに、もちょっと向こう、続きの愛媛県でウラゴが記録されている島では、オオミも確認され、発表されています。これも、調査対象ですね。

さらにさらにちなみに、世の中にウラゴの標本が無いと言う事ではありません。
いる所には沢山いる蝶です。所謂普通種、でも地域変異、個体変異とも大きく、その場所の本種はどんな顔?と言うのに興味があるのです。

蛇足ですが、顔と言うのは、本当の顔(頭部)では、ありません。羽の模様を、顔って呼ぶのです。
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by shimabito3 | 2011-04-26 23:13 | Comments(4)
2011年 04月 25日

4月24日 ギフチョウ@島根県

何処かに行きたい病がうずうずしているのでしょう。
23日は、それなりの走行距離+歩数でしたが、24日の朝は、4時30分に目が覚めました。

ネットでの天気予報、○●天気情報は1日晴れ、自分で見るため勝手にリンクしているウェザーニュースでは、昼から曇りでした。
どちらを信じるか?、自分に都合が良い、1日晴れを信じることにしました。

が、どっちもハズレ。
標高高めの山は、到着時点で地面が濡れており、どんぐもりの11℃で風ビュービュー。
これは、あかん。
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表題に書きましたが、目的はギフチョウでした。
この蝶も春先に出てくる季節限定のチョウ、年に1度は挨拶したい蝶の一つです。
去年チャレンジしましたが、これからという時間に雲が出てきて、目撃すら無しの結果だったので、1年待っての再訪問でした。

けっこう気難しく、気温が低いとまず飛ばない、太陽が無いとまず飛ばない、風が強いとまず飛ばない。
これらが合わさった条件では、ぜったい飛ばないと断言できます。
ショウジョウバカマがキレイ・・・
でも光が足りず、ボケ画像・・・
おもいきっり小さくしてゴマ化しましょう。
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せっかく来たので、しょうちゃん先輩にご挨拶の電話を入れました。

「来たけど、ダメみたい・・・」
少しお話をした後、ウラゴでも探しに行くかと思っていると、先輩から着信、

「山はダメでも低地ならエエかもよ」とアドバイスをいただきました。

移動します。

途中、こんな看板がありました。恐るべし島根県。人家の庭先に熊が出てくるかぁ?
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しょうちゃん先輩にヘルプをいただき移動した先は、晴れたり曇ったりしたのち、最後はピーカン。
が、風ピューピューで気温が上がらず。
暫く徘徊した後、微妙に地名が違いましたが、出てくるならココと言う、山つつじが満開の小さなピークで待ちましたが、ギフは現れませんでした。
風と気温に泣かされました。

本来はちゃちゃっとギフに挨拶をして、2nd ミッションのウラゴ探しの予定でしたが、1st ミッションが果たせないと先に進めない、諦めの悪い私でした。

この辺は?と車を走らせ、環境を探していきます。
虫探しの基本は、昨日も書きましたが、幼虫が食べる草がある環境を探す事です。この近辺だと、カンアオイ類になります。
狭い道に侵入すると、終点が民家と言う事がしばしば、バックはあまり得意ではないのでちょっと大変でした。
カンアオイは尾根道で見つけましたが、ピークでは風が吹くのみ。
丸いのも、ミヤコアオイ?。私にはカンアオイの種類はよーわかりません。
ダメですな、ギブアップでした。
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2年越しの島根ギフ、またふられてしまいました。
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by shimabito3 | 2011-04-25 20:34 | Comments(7)
2011年 04月 24日

4月23日 広島いろいろ

天気予報は良くない土曜日でした。

親蝶を探しに行くには条件が悪すぎます。
と言うことで、
広島のシルビアシジミの下見と、呉市の島のウラゴマダラシジミの幼虫を探そうと企画しました。

広島県内のシルビアは、絶滅したのではと言われていましたが、不安定ながら発生しているようです。
放浪する習性があるシルビアなので、何処かに生き残っているのでは?と思っていましたが、案の定です。
であれば、可能性は、”あり”ます。あちゃこちゃ、探しましょう。
詳細は知らないので、下見をして今後につなげようと言う魂胆です。

虫探しに共通して言えるのですが、必要な事は、その生活環境を見つける事です。
シルビアでは、幼虫が食べる草のミヤコグサ等が生えていることが条件になります。

ミヤコグサは何処に有るか?
草丈が短い荒れ地、土手などがその例で、今回は河川敷を探してみました。こんな場所でした。
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いたのはベニシジミ。寒くて動けません。
草が濡れており、雨上がりだと言う事が分かります。
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川を遡上してミヤコグサを探していきます。
ダム湖に行きあたりました。
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ココまで来ると谷が深すぎてミヤコグサの生える環境ではありません。
見つけられませんでした。

そうこうしていると、青空になって来ました。
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これは予想外の展開、山頂にはチョウが集まる習性があり、雨の後の晴れでは、わんわんと飛んでいるかも!と展望のきくとある山に移動しました。


こんな景色、世界遺産の島、安芸の宮島が見降ろせます。
かすんでいたので画像では分かりませんが、海の中の赤い鳥居も見えました。
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いた蝶、コツバメ。春先のみに出現する蝶なので、季節限定です。
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この山は展望がきくので、景色を楽しみに来られる方もいらっしゃいます。
こちらは、網をも持ってウロチョロしているので、興味を引くのでしょう、何をしているの?と二人の方とお話しました。
一人は虫に興味があるようなので、このブログを宣伝しました、以後、御贔屓にお願いします。

別の春限定のチョウは現れませんでした。

あかん、時間を浪費してしまいました。

次に移動です。
目的は、呉市の島のウラゴマダラシジミです。蝶類学会(フジミドリ)にウラガー1号さんが、ココのウラゴについてふれられておりました。
2005年に1♀にて、確認されたそうです。そんなに前に!、自分のアンテナ、低すぎでした。
知ったからには行かない訳にはいきません。なんたって、島+ウラゴです。

島と言っても橋でつながっているので、車で行けます。
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ここで、虫探しの基本を繰り返しましょう。
探すなら、幼虫が食べる木(草)を探す事です。ウラゴマダラシジミの場合はイボタになります。
島にイボタが有るのであれば、きっと山、一番高い山に違いない。

びゅんと移動、ビンゴ、イボタがちょぼちょぼありました。おってもおかしくない密度で生えていましたが、見つけられず。
いてもおかしくは無いが、おらんかもしれんとの微妙な環境でした。

それならば、探しましょ。

ウラゴの匂いを嗅ぎながらイボタを探しました。
そして、ココと言う環境でイボタを発見、それなりに生えています。

こりゃ、やったぜ。
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と探していきますが、全然見つかりません。
雷がゴロゴロなって、雨がポツポツ。

ここの島の記録、ガセちゃうか?

と思ってしまいましたが、しつこくやって、なんとか3幼虫発見。

帰りは夕日が輝いていました。
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最低限のミッションクリヤーでございました。
橋を渡って、撤収。
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夕日を見たので、帰宅は何時もより遅め、
ということで、当日アップ出来なかったのでありました。

初心に戻って、説明多めの文章、いかがだったでしょうか?
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by shimabito3 | 2011-04-24 21:20 | Comments(4)
2011年 04月 23日

4月23日 広島いろいろ

天気予報はすっきりしませんでした。

そんな日は、今後の下見と幼虫探しの広島いろいろしてきました。

と、今日ココまで。

夕日になるまで頑張ったので、エネルギー切れです。
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by shimabito3 | 2011-04-23 23:36 | Comments(2)
2011年 04月 20日

4月20日 思い浮かべた言葉

最近の思った事・・・

ふしみやさんが主張されること、同意いたします。
かってに、部分的にコピペ 以下「 」です。
まずかったら、連絡してください、ふしみやさん。

私も一部のコアな蝶屋しか見ないブログだと思っています。
→レスがとっても少ないし・・・

「昨今、自然保護だとか環境保全という言葉が世の中でもてはやされ、その運動や行動に賛同・参加するのは、とっても良いことだという風潮になっております。そしてこれに参加されている方たちは、自分たちこそが、自然をそして環境を守る正義の味方であると思い込んでおられるようです。
 このような正義の味方を自認する人々にとって、網を持ってウロウロしているような輩は排除すべき対象ということなのでしょう。」
みそくそと言う言葉が思い浮かびました。

検索すると、以下の説明が出てきます。
みそくそとは味噌と糞の区別もつかないということから、価値ある物事とくだらない物事の分別がつかないことを意味し、無茶苦茶なさまを表した。
この男、まさに、みそくそ ですな。
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by shimabito3 | 2011-04-20 22:56 | Comments(19)
2011年 04月 17日

4月17日 ウラゴ再び@山口県オリジナル美祢市

先週訪れてた本州西限と思われるウラゴ産地を二人の目で再調査、見つかりませんでした。
トホホの結果。

当初の思惑では、ココを起点にもっと西へ、ゴー、ウェストの気持ちはあったのですがネ。
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by shimabito3 | 2011-04-17 21:49 | Comments(2)