虫とり日記3

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2006年 07月 03日

九州の端っこ

7月1日の鹿児島です。九州の端っこは鹿児島県。薩摩半島と大隈半島、どちらがより南か言えば、大隈半島です。
でも、アクセスが悪く訪れるにはちと遠いため、初めての大隈半島でした。せっかくなので、その端っこ、佐多岬に行ってみました。しかしまぁ、突端へのアクセス道路が有料、往復1000円も取られてしまいました。さらに車を止めての最終アクセスも100円必要です。道路は私道らしいので、維持管理にある程度のお金が必要なのかもしれません。でも、これでは人がやって来ません。商売としては、とても苦しそう。岬の途中のレストラン、展望台は崩壊寸前でした。その分、人の手があまり入っていないため、森はダイナミック。かなりいけています。急峻なため、入り込むには根性がいりそうです。
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端っこコレクターとしては、押さえておきたい、1枚。日本本土最南端の表示です。
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どこが端っこかよく分かりませんでしたが、多分ここです。ええ感じ、気に入りました。
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逆サイドには、開門岳が見えました。薩摩富士、残念ながら傘をかぶっていました。
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# by shimabito3 | 2006-07-03 23:12 | Comments(2)
2006年 07月 02日

クロツバメシジミ@生月島・長崎県

7月2日 当初の予定では、1日は熊本に一泊して、あれやこれやの探索予定でしたが、大雨の予報。こりゃだめだと自宅に戻りました。朝起きると雲が多いものの何とかなりそう。ネットで最新の天気を確認すると、九州北西部がましな感じです。近場を探せ!のミッションを受けていたのですが、曇りでは無理そうなので、先々週の続きをやりに生月にGo!

何やかやで現地着。前回見つけたタイトゴメの確認からです。黄色い花を沢山つけているので今時はとっても目立ちます。記録の有る島なので、えささえあればいる可能性は大有りです。ということで、見つけちゃいました。自己的新産地です。記録の有る場所とも微妙にずれています。道路に転がって撮影。とても飛び古した個体でした。2週間前が出始めだと思っていたのですが、違ったみたい。それとも、2化は活動が活発ですぐこのようになってしまうのだろうか?タイトゴメは豊富に有るのですが、クロツは一つでしたので詳細は不明です。
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道路にあふれたタイトゴメです。何処からか運ばれてきて増えたのでしょう。タイトゴメは乾燥に強く、ちぎれた破片のような状態でも根を出してきます。本来の環境はこのような崖だと思います。
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風光明媚、景色も美しい。
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次に記録のある地名に移動。ここもタイトゴメが沢山生えていることは確認済みです。ところが、一つも飛んでいませんでした。また移動で、大バエ灯台に行きました。観光地ですが、シルビア、クロツ、タイツが住んでいます。今は時期では無いので、タイツはいません。灯台付近には無数のトンボが飛んでいました。
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ごみのように見えますが、トンボです。空はこのようにどんよりしていますが、時々日がさすお天気でした。クロツ親は、ここにもおりません。タイトゴメちぇっくをすると小さな幼虫が付いていました。時期がおそかったみたいです。急峻な崖に生えるタイトゴメをえさにしているので、恐ろしくて詳しくは見れませんでした。
ここのタイツは採集禁止、保護されることが決まっています。さて、どんな手立てがなされるのだろうか?明るすぎても暗すぎてもだめな植物遷移の途中が好みの蝶です。環境を維持するのは適度な人の手が必要だと思われます。
シルビアはおりました。と言うことは、近所の”もしかして”の場所も確認しなくちゃ。
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また移動です。数年前、タイツを探したときに見つけた場所が気になっていました。その時は、クロツの意識は無く、シルビアを確認しただけに終わったのですが、タイトゴメも有りそうな環境だと記憶していたのです。何処だったかな?と車を走らせていると、別のそれなりの場所に遭遇。おるかな?とのぞくとクロツが飛んでいました。自己的新産地2です。カメラを準備している間に逃亡されてしまいました。きれいだったのに残念。
タイトゴメを見ると卵が付いていました。肉眼でははっきりしませんでしたが、既にぬけています。幼虫も発見。蟻さんに守られていました。
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その後、本命の場所にたどり着き、どうやろ?と歩くとチラチラあちこちに飛んでいました。自己的新産地3です。しかし、どれもこれも飛び古しており、完全に時機を逸したもよう。ま、記録的な画像ですので、今がわかれば十分です。
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こんな画像も撮れました。♀にアタックしていたのですが、嫌われていました。お尻をちょっと持ち上げると手も足も出ないみたい。ご苦労様です。
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# by shimabito3 | 2006-07-02 20:36 | Comments(3)
2006年 07月 01日

タイワンツバメシジミ@大隈半島・鹿児島

7月1日 天気予報を見ると九州の南部のみが天気がまし。という事で、鹿児島を目的地に設定。時期的には早咲きのシバハギをホスト植物としているタイツが丁度良いはずです。詳細は知らないので、お助けヘルプ・教えてくれくれと情報を入手、出発です。

島に行けばまだまだたくさんいる場所も有りますが、全国的に見てもずいぶん数を減らしているタイツです。長崎県の生月島の本種は、保護の対象になるそうです。
そんなタイツですが、通常は8月末に咲くシバハギの花を幼虫が食べるので、親の飛ぶ時期は8月末からです。ところが、大隈半島の一部には早咲きのシバハギがあり、それに合わせて丁度今頃1化めのタイツが発生、その次世代か、時期がずれた別の個体群かは不明ですが、8月末から、いわゆる2化と呼ばれる個体が発生すると図鑑に書いてあります。本当!?、そんなことが有るの?と自分の目で確かめたかった事例のひとつでした。

大隈半島はとっても遠い。ワールドカップサッカーをラジヲで聞きながら車を走らせます。
なんやかんやで、現地着。どこにおるんやろと歩きます。とてつもなく暑く、頭上をツマベニチョウが飛びます。植生も南の島みたい、大隈半島は初めて訪れたのですが、けったいな甲虫が生息するのもうなずけます。
何度目かに入ったそれらしい環境で、シバハギを発見。きっとこの近所におるはずと丹念に探した結果、おりました。念願のタイツです。やっぱり、図鑑は嘘を書いていませんでした。見た目は秋のものとぜんぜん変わりは有りませんが、自然はできるものは利用するという事を実地で体験できました。実に不思議。
とっても少ないので2週連続して玉砕するかもよ、と言われていましたが、確かに少なく、出会えてかなりラッキーといえましょう。日頃の行いの良さだな、うん・うん。
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発生している証拠に交尾画像です。
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ネジレバナで吸蜜場面です。これならば、秋じゃないという雰囲気が感じられるのでは
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# by shimabito3 | 2006-07-01 22:41 | Comments(7)