虫とり日記3

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2004年 09月 09日

復刻版 虫とり日記

週末やいま/ホシボシキチョウ@石垣・西表・沖縄
探索場所:①平久保石垣市沖縄県②竹富町(西表島)沖縄県
探索日時:①04年10月9-10日②同11日

体育の日を挟んだ3連休、仕事柄連休なんてめったにないのでこの3日間は貴重。中一日は朝から晩まで虫三昧ができるので、やいまを実行しました。
予定は、移動に時間が必要な9日の午後から石垣にて探し物、夕方西表に移動して10-11日とヒイロ探索を企画しました。

石垣の目的は、ホシボシキチョウと柳の探索。ホシボシは迷蝶で02年に鹿児島市で比較的広範囲に発生した蝶で、食草はカワラケツメイです。
発生地では、ツマグロキチョウと混飛するため、そのつもりで見ないと気がつかない蝶です。鹿児島では、うん十年ぶりの確認だったらしいのですが、タイワンツバメシジミを見に行った人がたまたま見つけたらしい。初めて確認した人は偉いとつくづく思います。
ところが、注意していると、見つかるもので、03年には同県頴娃町、長崎県福江島で発生が確認されました。
04年も鹿児島のどこかと、福江島のどこか(どちらも伝聞なので真実かどうかは不明)で見つかっていると聞きました。そして、石垣島の平久保でもちょこちょこ採れているとの話は聞いていました。
そんな背景がありました。

10月9日      
移動日の9日。ホシボシの話があるので、平久保近辺を探そうと思っていましたが、石垣島はあまり詳しくありません。そこで、某ウェブサイト中で紹介されていたガイドをお願いすることにしました。レンタカーを借りて探すより、時間とお金がずっと効率的です。平久保での探す場所は、カワラケツメイが生える荒地となりますが、放牧地、海岸線などのどこかとみて良いでしょう。
まず、灯台近の駐車場に車を止めて辺りを探索しました。風で直ぐ吹き飛ばされるので撮影はできませんでしたが、アオタテハモドキ、シルビアシジミが飛んでいました。この平久保灯台は、石垣最北端に位置し海のブルーに映えてとても美しい場所です。
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車で移動しながら、ホシボシを探しましたが、結局見つかりませんでした。その時はそんなもんだろうと思い、川平に移動、目的は柳探しとリュウキュウムラサキの母蝶でした。
ここでは、一般的に見ることができる南のチョウ達が飛んでおり、目を楽しませてくれました。そんな中ふと見ると、ヒメイチモンジセセリが葉の上に止まっていました。
この蝶は自分的に初撮影でした。やいまでは、トガリチャバネについで見つけにくい蝶だと思っています。
セセリは似た種類が多いので、区別点を知らないと、すべて茶色のセセリとなってしまいます。
これが、ヒメイチモンジです。
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その他、蝶の食草を撮影して回りました。
その1ツルモウリンカ、リュウキュウアサギマダラの食草。
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その2.オオイワガネ、ヤエヤマムラサキの食草。
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その3.イワダレソウ、アオタテハモドキの食草
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柳は見つかりませんでした。ウラベニヒョウモンの食草ですが、南の気候には合わないようで、新川の柳並木は有名ですが、しょぼしょぼ状態なんです。
どの辺にあるのか情報をもらおうと電話をすると、10月4日にホシボシが採れたという話をもらいました。
これは一大事と言うことで、西表に移動は10日夕方に急遽変更。宿とレンタカーの予約を変更して、石垣の常宿にとまることにしたのでした。

月10日
レンタカーを走らせ、一路北に。ホシボシが居るのは何処だ?
まず、9日に入らなかった牧草地入り口に車を止めて歩き始めたのでした。海の方に歩いていくと、地表近くをぴらぴら飛ぶ黄色い蝶を発見。種類を確認すると、ホシボシキチョウでした。ビンゴ!、一発でポイントを発見してしまった。こういう事もたまにはあるんです。

写真を撮ろうとしましたが、この蝶、なかなか止まりません。飛ぶ速さはゆっくり、とまるの待って後ろからついていきました。何やら蝶が気にしている草があるので、見てみるとカワラケツメイでした。今まで見ていたケツメイは群落を作り、高さは30cm程ありましたが、ここに有るケツメイは10cm程度で単独に生えいます。こりゃ、知らないと探すのはむずかしい。こんなに小さいなんて思っても居ませんでした。
追い掛け回して、撮影成功。自己初画像にニッコリ。
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気温が上がって来ると、飛ぶ数が増加しました、一面に飛んでいるのではなく、ケツメイが生える近くにまとまって飛んでいる感じでした。と言っても広い牧草地、あっちにも居た!、こっちにも居た!と言う感じで、相当数が発生している様子です。卵からすれたものまで、沢山いて、いろいろな生態写真が撮れて大満足な一日でした。
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さて、この勢いでヒイロにあえるかと西表に移動したのでした。

10月11日
3連休でもあり、多くの方がヒイロを探しに来られていたのですが、全員返り討ち。何処に居るのかヒイロ君?。

これは、仲間川林道の展望台からの景色です。フツーの観光地にしたいの?、以前は獣道だった奥まで、大幅拡張されていました。少し歩きにくいくらいが、秘境っぽくてええと思う私ですが、広い道を安全に歩けるって事が、多くの人を集めるには有利なんでしょう。
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放置されて道が無くなるよりましだが。

これは、ヤエヤマカラスアゲハです。
産みそうだったので見ていると、
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新芽では無く、古い葉に産卵しました。
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別場所で見つけた幼虫です。
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# by shimabito3 | 2004-09-09 00:00 | Comments(0)
2004年 09月 05日

復刻版 虫とり日記

ホシボシキチョウ・タイワンツバメシジミ@福江島・長崎県
探索日時:04年9月5日
探索場所:福江島(五島列島)長崎県

ホシボシキチョウが7月に採れたとの話がありました。又聞きなので、今も居るのか?、何処に居るのかも分かりませんが、タイワンツバメシジミも兼ねて探しに行って見ることにしました。

まず、03年度のホシボシ発生地に行きました。カワラケツメイが沢山生えており、またシバハギもあるため、両種とも期待できる場所です。両種とも荒地に生える植物のため、タイツ(私はこう呼ぶが、一般的にはワンツ)を探していて、ホシボシが見つかるというストーリーが多いらしい。
このタイツ、大部分の分布地で、秋口に咲くシバハギの花に産卵するため、花の時期に親を見ることができます。幼虫越冬だということは分かっていますが、詳細は分かっていません。
飼育すると、一部が年内に羽化するらしいのですが、翌秋に親が出たと言う話を聞いたことがありません。まだ、謎が多い蝶なのです。
自然の越冬状態もはっきりせず、03年度の佐賀県名護屋で、この蝶のライフサイクルを調べておられる方と話ができましたが、幼虫がいた群落に印をつけて冬に探しても見つからないと言っていました。何処で越冬しているのでしょうね?
これは、シバハギに産卵しようとしている♀。
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一般的には減っている蝶ですが、福江島では健在でした。
色々画像です。
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カワラケツメイを探して走り回った数箇所の林道で多数飛んでいました。
ツマグロキチョウは沢山飛んでいましが、ホシボシの方は、見つけることは出来ませんでした。
慣れると飛び方で区別できるらしいが、私には無理。
ウラナミジャノメもおりました。
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# by shimabito3 | 2004-09-05 00:00 | Comments(0)
2004年 08月 29日

復刻版 虫とり日記

タイワンツバメシジミ@生月島・長崎
探索日:04年8月29日
探索場所:長崎県生月町(生月島)

例年なら8月末から9月頭がタイワンツバメシジミの最盛期、ちょうど良い時期のはずが今年はおかしい。←おかしいのは自分で、強風の中で飛ぶのがおかしいと思うべきでした。台風の余波で風も強く、観光客もまばら。こんな時に行くなんて愚か者です。
有名ポイントの他にタイツは住んでいて、風が強い日は撮り難いのですが、何とかなるだろうと思っていました。
結果は、なんとかならなかった。藪の奥に隠れていたか?全くとんでいませんでした。

生月大橋を通過する時の料金所で、風が強いと通行止めになりますか?の質問にYESの回答。
これから、台風は接近してくることだし、直ぐに撤収してきました。
大バエ灯台。

誰もおりません。
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自分的に珍しかった画像として、スカシバガの画像。蜂に擬態した蛾で飛んでいるときは蜂そっくりです。
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2011年1月追記
現在は生月大橋はタダになっており、料金所も撤去されています。タイワンツバメシジミも保護されており、採集することは出来ません。

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# by shimabito3 | 2004-08-29 00:00 | Comments(0)