虫とり日記3

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2004年 08月 28日

復刻版 虫とり日記

クロツバメシジミ@大平村・福岡県
探索日:04年8月28日
探索場所:福岡県大平村

福岡県には2タイプのクロツバメシジミが住んでいます。ひとつは、福岡北~西部の海岸線に住む『海クロツ』。北九州市産はイワレンゲを食べている等の例外はありますが、多くはタイトゴメがホスト植物です。後翅表面に青白鱗粉列が大きく出てきれい。裏面の黒点列も大きく派手なイメージ。
もう一つは、山に住む『山クロツ』。こちらの後翅裏面の地色はのっぺりした同じ色で、ツメレンゲがメインの食草です。餌の関係か、福岡県の山クロツの分布域は局地的で、しかも狭い。

そんな山クロツを大平村に見に行ってきました。ところが、行って見て愕然。発生地が工事でほとんどだめになっており、昔の面影はまったく有りませんでした。
クロツは居ませんでしたが、幸いなことに、過去に確認した畑の横の石垣は壊されていなかったので、細々でも発生を続けてくれることを願います。

車で移動して、別の発生地を覗いてみました。道路わきの小規模な発生地ですが、こちらでは山クロツを確認できました。地べたに這いつくばって撮影。あまり、人には見られたくない格好です。
何処を見るか?山クロツ。
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# by shimabito3 | 2004-08-28 00:00 | Comments(0)
2004年 08月 24日

復刻版 虫とり日記

ゴマシジミ@南小国町・熊本
探索日:04年8月24日
探索場所:熊本県南小国町(阿蘇山)

夏の終わりの風物詩は、何といってもゴマシジミです。03年度に行ってだめだった場所に再度見に行きました。ポイントと言われた場所を見ましたが、吾亦紅が生える斜面のみで、ゴマの姿はありません。良い感じなのに不思議なものです。
付近を探索しようと、舗装道を挟んだ逆の林道に進みます。奥がどのようになっているか知りませんでしたが、先は疎林と草つきの斜面でした。
吾亦紅もあり、良い感じです。疎林に居たのはキマダラモドキ。ヒカげの類は敏感な種類が多く、近づかせてもらえません。遠くから一枚
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この時期になるとゼフはさすがによれよれ。これは、ミズイロオナガシジミです。その他、オオミドリシジミのメスも居ました。こちらはもって帰って、初めての強制採卵を試みたところ、ちゃんと産んでくれた、ありがとう。オオミなんて!と馬鹿にしてはいけません。九州のオオミは、エエもんです。
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これは、シルビアシジミ。ミヤコ草を食草にしているのをよく見ますが、そこに在ったのはヤハズソウ。通りすがりだったのか?
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ヤハズソウ
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そして、最後はゴマ。数は多くはありませんでしたが、斜面を飛んでいました。表のブルーを撮りたかったのですが、そんな機会はめったにありません。これは、吾亦紅に産卵に来たメスです。
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# by shimabito3 | 2004-08-24 00:00 | Comments(0)
2004年 08月 12日

復刻版 虫とり日記

お盆休み@石垣-与那国・沖縄 Ⅱ
探索場所:与那国町(与那国島)沖縄県
行動日:9日石垣→与那国 12日与那国→福岡

石垣から与那国へ移動、飛行機で30分ほどで与那国空港に到着です。
目的は迷蝶。
昔は秋が良いと言われていましたが、それは間違いです。西表等の森が深い場所は、9月以降に道に出てくるので、その姿を見る機会が増しますが、迷蝶は風に乗って他の季節にもやってきています。
5月の梅雨前線が上がったり下がったりする季節がベストだと言われていますが、そこは当たりはずれがあり、風のみが知る世界です。
一般に夏は良い季節では有りませんが、そこも風のみが知る世界です。

可能性で言えば、与那国島は山がある、日本の西の端、飛んできた蝶が休むのにちょうど宜しい。
手ごろな広さであり、細かく見て回る可能です。さらに、情報発信基地が有る事もとっても魅力的です。この人を悪く言う人も居る様ですが、私には理解不能です。

結論から先に書きましょう。今回の与那国は「特になし」でした。04年度の八重山は全体的に不調で、台風が多かった割には、迷蝶の飛来が少ない年だったようです。
この与那国も11日に帰福の予定でしたが、台風の影響でエアーが欠航。1日ですが足止めされて12日になってしまいました。おかげで12日のお墓参りはキャンセル。
13日から仕事の予定だったため、帰れなかった時に備えて、他の人の予定を切り上げてもらったりしました。皆様、ご迷惑をおかけしました。仕事(13日)の代替の人間も用意したこともあり、台風の通過後に飛来した蝶を探すことは可能でしたが、そこは生真面目な私、後ろ髪を引かれながら機上の人となったのであった。
気になったのであとから確認したところ、やっぱり「特になし」だったようだが。

エアーが欠航した、その時に分かったこと(与那国編)
①飛行機会社に運行状況を尋ねた時、前日では、「運行予定ではあるが、天候しだいである」と回答するだけなので意味がない。
②欠航が決まると、その日、あるいは翌日便は凍結されて、電話での予約変更ができなくなる。
③予約変更の為には、チケットを持って空港に行き、変更のための順番まち番号を貰わなければいけない。この番号が空席まちの順番となる。できるだけ早く空港に行くべし。
④与那国から脱出できても、乗り継ぎ便がフルの可能性が高くなる。こちらの席の確保も重要。
⑤天候による変更は、特便などの予約変更不可のチケットでも可能となる。
⑥那覇などでは、ホテルが一杯になって泊る場所がなくなる可能性があるが、与那国では人の出入りがなくなるため、同じ宿で宿泊可能である場合が多い。早めにその旨伝えてお居たたほうが良い。

天候不良で、自己初は無かったが、少し画像を紹介。
1.クロテンシロチョウ 最近は石垣、西表でも見られるようになったが、与那国産は、前翅表先端が黒くなることは少ない。
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2.ヒメアサギマダラ 一時居なくなったが最近復活。数は西表のほうが多い。
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3.ヒメウラナミシジミ 与那国には分布していないと書いてある本があるがそんなことはない。尾っぽを持つ有尾型も居るので、注意が必要。
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4.シルビアシジミ 南のシルビアは小さい。
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5.コモンタイマイ幼虫。タイワンオガタマに付いている。探すなら林縁の低め。ミカドアゲハと生態は似ており、食跡のある葉の近くの別の葉に静止していることが多い。
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6.リュウキュウアサギマダラ幼虫。やっぱり気持ち悪い。
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7.タイワンシロチョウ幼虫 魚木についている。
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8.魚木はこれ。三枚の葉っぱが特徴的
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9.最後にイワカワシジミ。幼虫は梔子の実の中に入っているので見つけることができるが、成虫を見かけることは少ない。今回の嬉しかった画像。
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与那国では『Dr,コトー診療所』のロケ中。こんな掲示がありました。台風の影響で撮影がなかなか進まず、特別編の放映は1ヶ月遅れになってしまったらしい。
現地では大塚ねねを目撃。柴咲コウに会いたかったなぁ。
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2011年1月追記
コモンタイマイは居なくなっちゃんですよねー、残念。南から飛んできて、一時は増えたのですが、定着する事は出来ませんでした。シルビアシジミは、ヒメシルビアシジミと言う名前に変わりました。この時に書いたように小さいんですが、それだけでは無かったようです。

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# by shimabito3 | 2004-08-12 00:00 | Comments(0)