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虫とり日記3

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2011年 07月 08日

7月7-8日

前回も書きましたが、9月までは木金休みな私です。

7月7日は七夕でした。でも本当?は旧暦で考えるべきで、今年は8月6日だそうです。
梅雨も明けて、空を見上げるにはそちらの方がよさそう。
そんな7日は朝から雨でした。 雨の日に虫さがしてなんぼ!の格言が有りますし、家に居たくない私はお出かけしました。
ターゲットはいつものシルビアでした。最近はいくばくかの経験を積んだので、今が2化の発生時期だと認識しています。
過去に敗退した場所を最初と最後に据えて、中間を調査しました。

雨の中出発。そんなに激しい雨では有りませんでした。
まずは、ここ。http://tyou3.exblog.jp/15766502/
6月15日に訪問して、なーーーーんにも飛んで居ませんでしたが、7日は居ました。
雰囲気は6月の方がミヤコグサの花が多く、ええ感じだっとことから、時期が重要だと再認識した私でした。
外すと居ないが、居る時に行けばおる。
当たり前と言えば当たり前ですが、そんな経験も重要だと思ったのでありました。
居そうなのになんでおらん?!と思った場所は、繰り返し行く必要が有ります。

ココはカイチョーに伝授していただいた産地、ごっちゃんでした。オリジナル「山口市」、自己初。
環境は田んぼの土手、農薬が使用される昨今の農業、よく生きのびているもんです。

最終目的地は柳井市でした。
距離的に変と思われるなら、あなたは山口通です。
下の図は、私が今のところ確認できている市町村を黄色に塗り潰し、分布域であろう場所を赤で丸く囲ってみたものです。分布域はイメージであり、連続しているかもしれませんし、もっと小さかったりしたりするかもしれません。
別の丸、すなわち違う個体群ではなかろうかと想像している山口市と柳井市を同時に訪れたい!との思いだったのです。
本来ならば、下道をずっと走って、気になった場所があればチェックなのでしょうが、山口市→防府市→徳地町とシルビアを確認し、チョウラッキーと高速を使って柳井に向かったのでありました。
7月7-8日_b0093800_19585424.jpg


by shimabito3 | 2011-07-08 23:45 | Comments(8)
Commented by K.M at 2011-07-09 22:25 x
同じところでずっと見ていて減ったと地元の観察者がいうなら、説得力ありますが、時期変動や年次変動、その他、集中発生だったりだらだら発生だったりいろんな条件でその日の発生数なんて一回見ただけぢゃなんとも評価できないのに、自分の過去の一番当たった経験と比べて、減った、とか〇〇は危ない状況にあるとかいう、そこの浅い保護厨はいいかげんにして、そういうことをいうのなら、きっちり根拠をしめしてもらいたいとよく思います。
Commented by shimabito3 at 2011-07-09 22:58
減少、増加の判断は難しいです。
虫なので、爆発的に増える素養を持っています。
環境さえあれば、減っても復活するはずです。
でも、居ない場所には居ない、シルビア。
そこが不思議。

何で居なくなったのか、理解不能な身近な産地は対馬、何度探しても見つけられません。

きっちりとした調査は重要、種によって判断基準は違うはずです。

Commented by K.M at 2011-07-09 23:52 x
人為的な影響をうけない、海岸の土手とかに生息しているのが、本来で、弥生時代以降にたまたま農耕や河川改修に環境が適応できて広がった蝶で、人的活動に依存する群は食草の長期的な環境の不安定さや農薬などの影響で増減、拡大消長が激しいのかな?
対馬に岩礁発生があれば、それが種になる…
人的活動に依存する群でも、長期的に安定した発生地があれば同じかもしれないかな?

素人考えっす。
Commented by shimabito3 at 2011-07-11 00:14
対馬は何処かに居ると信じて探していますが、見つけられません。
もともとの記録産地は、海岸線だと思っています。
他の産地も海岸線が基本だと言うのは同意です。

でも、九州シルビアは阿蘇(内陸部)にもおるんですよ。何処から来たのか?知れば知るほど、不思議なシルビアです。
Commented by 大分のチョウ at 2011-07-11 00:34 x
久住高原、飯田高原に何度行ったか判りません。ミヤコグサは普通にありますが、チョウはいません。阿蘇にいてなぜくじゅうにいないのか不思議です。探し方がまだ不十分かも・・・。でも探し疲れです。
Commented by K.M at 2011-07-12 11:41 x
それだけ阿蘇の人の手の入った草原が歴史的に安定した環境を保ち続けているってことなんでしょうか?
それとも火山由来の痩せた土地に秘密の種があるのでしょうか?
質問ではありません、妄想っす。
Commented by shimabito3 at 2011-07-14 21:34
大分のチョウさん、久住高原、飯田高原の標高高めエリアはどうでしょう?一回探して、ミヤコグサは見つけましたが、多分人工、この前日記にのっけた奴です。自然に生えていたら、居るかもですよ。
Commented by shimabito3 at 2011-07-14 21:39
阿蘇は不思議な所です。大阿蘇、歴史的にずっと人が関与して、今が有ります。牛が草刈り機になっているのがエエかも。


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