2015年 10月 19日
10月18日、山梨あたりをうろちょろしてました。 季節的には、本州の親での最終コーナーと言ってええでしょう、目的はクロツでした。 この時期はツメの花穂が立つので、今後の下見としてもエエ季節です。 また、小豆島からお持ち帰りした母蝶に産ませているので、石和で発生が無いか確認し、発生していなかったら餌としてツメを確保しようと企画してました。 クロツが居ない為か、ツメは増加しており、大きな株がいっぱいあります。 そのルートは、行きは新東名の新清水で高速を降り、静岡→山梨と北上、中央道を使って帰ろうとの計画でした。 山梨県というくくりで、クロツを見ようと思えば簡単です。 一部エリアの河川や信玄堤(これも河川に含まれるのかも)に住んでいるクロツは数も多いし、会いに行くと出迎えてくれるるでしょう。 でも、全ての市町村に当てはまらないのはクロツの常。 同じ河川でも居ない市町村にはおりませぬ。 例えば、記録があって、ツメも多く生えているのに、何度行って居ないオリジナル南部町。 今回も痕跡が認められなかったので、2015年度の発生はなし、と結論付けました。 オリジナル身延町は安定した産地があります。確認の為に覗いた所、複数の個体が遊んでました。 変なのがおらんか、探しましたが、そー甘くも無く、フツー顔。 と言っても、ここのはフツー顔でも他と区別できる特徴を持っているそうです。 過去に撮影済みなので、すぐ移動。 さらに進行していきましょう。 下部町、今は身延町です。ここのクロツ、産地は幾つかあるようですが、私は見た事は有りません。 記録地を訪問して、2か所でツメを確認できましたが、やっぱりおりませんでした。 前述したように、今はツメに花穂が立つ季節、目立つので探しやすい。 では、探しましょー、これがお楽しみです。 結果、おりました。 基本、山梨県顔と言ってもええでしょうかね。 ここは、ツメでは無く、オノマン発生。 どこからか飛来したクロツの一時発生かと思われます。 背景にオノマンが写ってますでしょ。 地色が黒い事もオノマン食いであることを示しています。 発生場所は民家の石組、人が居たので挨拶すると、とっても興味を持たれました。 少しお話。 飯食ったか?とか、飲み物はあるか?と尋ねられ、如何にもお茶飲んでけや的な雰囲気でしたが、そこはせっかく探し物に来ているので、丁重にお断りいたしました。 すると、そこのイチジク、食べてけやとの事。石組の家の方だったようです。 少し頂きました。ありがとうございました。 で、そのイチジク。 日没が早くなっています。 この後、探し物の成果は無しで終了、遅くなると渋滞するので石和まで行かず、途中棄権。 餌、取りに行かなきゃ。
by shimabito3
| 2015-10-19 07:45
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Comments(2)
以前ね、兵庫県山間部でオノマンネン喰いのクロツ(ここはツメレンゲと共生)を撮影していたら、同じく民家の住民さんが出てきまして、柿をいただきました。(笑)
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shimabito3 at 2015-10-20 22:52
kenkenさん、おばんです。
九州のクロツ、ええすねー、もはや懐かしいと言える時間の流れです。 本州のクロツは奥ゆかしい感じ、探すと言う意味では何処でも楽しめます。 そして人が来ない場所は暖かく迎えてくれる事が多いと思います。 そのためには、挨拶の先手攻撃、話しかけるのが一番だと思いますですよ。 |
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