2018年 10月 28日
先週の障害を受けて、タンバルのコミッティ・ディは本日やり直し。 私はフェリーに乗るべくスタンバイしてたので、ほぼ参加できず。 でも二匹目で色違いが出たので十分でした。 フェリー!、佐渡まで遊びにでてたのでした。 以前から佐渡に行こうとの思いはあったのですが、なかなか実現できずにいました。 先日書いたように休日出勤の振り替えを使って4連休、満を持して??実行しました。 工程を振り返りましょう。 事前にやるべきことは、足と宿の確保。 選択すべきはレンタカーを使うか、自分の車を使うか? できるだけ余裕をもって、安くあげたい。 最近セーブマネーな私でした。 まず車をどうするか?、ネットで調べました。 レンタカーだと4日間で小さな車で2諭吉くらい、車を運ぶと正規料金で往復3.254諭吉(乗船料含む)。 これは、レンタカーが安い。 パックツアーにしたほうが安いと知っているので、さらにネットを見てみると、 佐渡汽船が企画している、佐渡浪漫紀行なるものを発見しました。 宿・足(船)を確保しつつ、オプションを使うと、車両運送が半額! これにして、マイカーを運ぼう。 基本一泊のプランですが、連泊可能でした。 料金は、 え? そんなに? 立派なホテルなの? さらに調べると・・・、 いつものアプリから予約すると約半額。 決まり。 初日の宿と車両運搬は佐渡浪漫紀行、2、3泊目はいつもの奴で確保しました。 正規料金よりかなり安くできたのではなかろうか。 ということで、出発は25日AM6時の新潟発、両津行きに決定。 自分の車でなかったら、この便を使うには新潟前泊が必要になるので、ここでもホテル代がセーブできた。 というより、仕事が押したので、新潟に行けなくなり早々に計画が破綻してました。 仮眠して出発しようと思ったけれど、時間が無くなり眠らず出発にあいなりました。 10月24日 仕事の終了後、出発は10時。 ナビではフェリーターミナルまで5時間ちょっとの工程と言っているので、12時までに出れば余裕でしょ。 平日の夜は車は比較的少ないだろうと予想して、環八経由で関越道を走りました。 10月25日 途中仮眠したり、ポと遊びながら時間調整、渋滞することなく新潟港到着は5時でした。 うん、どんな出会いがあるか楽しみ。 虫探しでは、お初。 知らないとワクワクする。 いよいよ、フェイスオフ! さらに地図を眺めて、この辺良さそうとチェックを入れて準備万端。 まず北、大佐渡方面の地名をナビに案内してもらいます。 が、途中に山に向かう林道があったので左にハンドルをきりました。 なかなかに狭いぞ、大丈夫か?と思いながら進んで、林道名の表示を見ると、れれ、教えてもらった林道だ。 イボタを探しながら進行、有りそうな雰囲気が続きますが、全く見当たりません。 標高が上がっていく。 そしてやっとこさ見つけたイボタ1本目で、ポンカス発見。 枝は太く、葉っぱは大きく先がとがっている。ミヤマイボタか? 落葉後はさらに探しにくくなる奴。 近辺にイボタは少しありましたが、卵は見つからず。 調査続行・・・、歩きましたがダメ。 うろちょろして、峠の向こう側のほうがええ感じでした。 でも、 絶対ついているやろ!の木を上から下まで隅々見ましたが、やっぱりだめ。 この上から下まで、ウラゴはエリアにより好む産卵位置があるので、見極めるまで、木の全部を見る必要があるのです。 時間がかかる、 睡眠不足の自分では、根気が続かない。 ギブアップ。 本来の目的地に行ってみよう。 と言うことは、ここが滝の上部なんでしょう。 さて目的地の地名。 珠玉の宝石箱のミヤカラの解説では厳しい環境に住んでいるとの事。 クロウメとイボタは同所的に生えているので、ウラゴも似たような場所にいるに違いない。 何処にいるんだ? まずは川沿いの道路を進んでみよう。 環境は全然厳しくないぞ。柏がちょぼちょぼ、オニグルミもあった。尾長、おるのかな? ここは違うな。 さらに歩いてうろちょろしましたが、イボタを数本しか見つけられず撃沈。 車に戻った道路わき、悪あがきでチェックです。 こんな場所。 根性なしな私でありました。 個人的にはここが発生地だと確信しています。 ホテルに向かおう。 途中の車窓、大野亀。初夏はカンゾウの花が見事らしいけれど、風にさらされると想像され、今はほぼ茶色でした。 ホテルにチェックインしてお楽しみは夕飯。 蟹もおいしい奴はOKだけど、これはいただけなかった。 もっと、刺身いっぱいが良かったな。 ご飯はおいしかった、それとデザートの柿のシャーベットはグットでした。 25日の成果はなし、ポンカスしか見つけられなかったけれど、まだ初日。 睡眠不足を解消すべく早々に就寝したのでした。 26日、二日目。 起きるとええ天気、本日は事前に地図を見て、ここ良さそうとチェックしていた場所の調査です。 適応能力が高いので、標高があるエリアにも住んでいますが、本来ウラゴは低地の蝶だと思っている私です。 地形からイボタが有りそうな場所を見て回りましょう。 狙いは、島のくびれたあたり、雑木林が多くあることはネットで確認してました。 が結果は、良さそうな環境ながら、半日使ってイボタは見つからず。 イメージはタダイボタだったのですが、佐渡にはないのかも。 25日に見たイボタも全て、(たぶん)ミヤマイボタ。 熊本の南限付近のイメージを持ちました。 低地では居る気がしません、昨日ポンカスを見つけた林道をもう一回見よう。 と作戦変更しました。。 結果、見たイボタすべてに卵なし。 暖簾に腕押し、感触がないんです。 居そうな環境なのになんで? 明日は雨だというので頑張りましたが見つけられず・・・終わった。 27日、三日目 起きると雨。スパッと気持ちを切り替えて、佐渡を見て回ろう。 佐渡と言えば、朱鷺を見たい! 出向いた先は、トキの森公園。 一番乗り、トキ資料展示館では遠くだけど、複数のトキがいた。 プラザに移動、ここも一番乗りで、係員のおばちゃんが解説してくれました。 マジックミラーになっており、こちらからは見えるが、向こうからは見えない仕組みらしい 双眼鏡を使って見ていると、池のほうに行きそうなので、下に行って見なさいとのアドバイス。 行って見ると、窓の直前に作られた水場にやってきた! 目の前でドジョウを食べてる。 野外で朱鷺を見るにはどこに行けばよろしい?と尋ねて、地名を貰ったので探しに行こう。 結果、居なかった。 一度白いのが居たので、ダートを走ったけれど違った。 詐欺、いや鷺でした。 次は金山でしょう。 見える化なんでしょうが、なんとも微妙。 鍾乳洞なら自然美を楽しめるけれど、ただのトンネルなので人形が居ないと退屈な気もした。 ならば、ウラゴ探しを再開しましょう、行くのはお山方。 車はほとんど走っていないので、イボタを探しながら低速走行可能でした。 とある林道、車は入れなかったので、てくてく歩くことに。 やっぱないよなーと思いながらどれだけ進んだか?林の中にイボタを発見しました。 見てみると卵、付いてた。 本体ではなく、脇から出たすっと伸びた棒みたいな細い奴。 これが好みなのか、たまたまなのか? 先に進みながら、同じような状態のイボタを探すと、また付いてた! こんな所が好みだったか。 そんな状態の木は少なく、大成果とは言えないけれど、見つけられてよかった。 1と零では大違い。 画像が有れば分かりやすいが、金山でぱちぱちやりすぎてバッテリー切れでした。 車に戻って、さらに標高を上げて探したけれど見つからず。 走って、カメラのバッテリーに充電、ぱちぱち可能になりました。 紅葉がきれい。 あまり上にはいないのかも。 分布域が狭い事、変な産卵位置の好みで、適したイボタが少ないことが、佐渡のウラゴを探しにくい原因になっているのでしょう。 今度は海へ。 尖閣湾へ行きました。パンプレットを見て訪問したかった地の一つ。 ウィッキ先生の解説は以下。 朝食を終え、外を見ると降っているけれど、青空も見える。 そんな気象状況下で見ることができるのが、虹。端から端まで見たのは初めて! カメラには収まり切れなかった。 天候が不安定であることを示すようなもの。 フェリーの時間まで、イボタを探しました。ちょっと南のほうのこんな場所。 さぁフェリー乗り場に行きましょう、時間はたっぷり。 途中でジムがあったので、寄り道しました。 長谷寺。 不思議な感覚。 さて、帰りのフェリーに乗るべくスタンバイ、冒頭のセリフ、 待っているとコロコロ天気が変わり、不安定な天気だったことがよくわかる。 所要時間は9時間オーバーなので、フツーの週末に行くのはちょっと無理な佐渡でした。やいまのほうが時間的には近い。 参考になりましたでしょうか? 自分の思いでなので、私には分かる。 これにて、完。
by shimabito3
| 2018-10-28 22:57
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Comments(4)
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しまちゃん
at 2018-10-31 20:38
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ウラゴお見事です。
今度教えてください。 家族同伴では見つけられない佐渡ウラゴです。
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shimabito3 at 2018-11-01 23:06
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さいせんきん
at 2018-12-14 22:43
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shimabito3 at 2018-12-16 00:00
佐渡は薄そうです、何処にでもって感じではありませんでした。行くなら、ようちゅうちんの時期が効率がよさそうです。ミヤカラ、相性なしなしです。九州時代からそう、クロウメあってもめったに見つかりません。
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